バクアゲるぜ! 『ブンブンジャー』 ブンブンキラーロボに苦戦するブンブンジャー! 逆転の一手はブンブンサファリだ!
スキマ時間で読む! 『爆上戦隊ブンブンジャー』ストーリーと見どころポイント【第13話】
2024.05.26
とっておきのウェポン、ブンブンキラーロボ出現!
その人工知能はブンブンが設計し、タイヤが組み立てたサファリとマリンをイシロウのプログラムで強化した超最新AIなのだ。
起動したところで、志布戸未来(シフトミラ)と阿久瀬 錠(アクセジョウ)はブンブンマリンとサファリに早速挨拶をするが、両車とも何も答えずライトを消してしまう。
高度な人工知能であるがゆえ、まだブンブンジャーを認めていないかもしれないというイシロウの言葉に、ミラとジョウはどちらが先に認めさせるか勝負だと意気を上げ、そんなやりとりを端でながめる振騎玄蕃(ブレキゲンバ)も賑やかでいいと、まんざらではない様子だ。
そのころ、ハシリヤンの幹部、キャノンボーグは打倒ブンブンジャーの新たな秘策を練っていた。
モニターに映るその姿は、ブンブンジャーロボにも似た黒いロボット、ブンブンキラーロボだ。
タイヤたちが届け屋の仕事を済ませたところ、突然拡声器を使ったデコトラーデの声が聞こえてきた。それは不敵にもブンブンジャーを呼び出す声だったのだ。
タイヤ、イシロウ、ゲンバそしてミラとジョウたちが音の出ている場所へ向かうと、そこにはデコトラーデ、イターシャ、ヤイヤイ・ヤルカーのサンシーターたちが待ち受けていた。
何の用だとサンシーターに尋ねれば、サンシーターは今日こそ直々にぶっとばしてやると即座に攻撃、5人も瞬時にブンブンジャーにチェンジする。
そしてデコトラーデとイターシャは思わせぶりにとっておきのウエポン発進と声をかけると、地鳴りとともに現れたのはブンブンキラーロボだ!
俺の情報網にはない存在だと困惑するブンブルー=イシロウだったが、ブンブンジャーに勝機はあるのか!?
寝返ったふりをしたゲンバの策略にはまるサンシーター
気力がなくなったブンブンジャーは変身解除、このままでは戦うこともままならない。
タイヤはブンブンカーで一時退却すべく、ブンブンチェンジャーにブンブンスーパーカーをセットするもどういうわけか反応しない。
それもそのはず、届け屋本部にいたブンドリオまで爆サゲで動けなくなっていたのだ。
今がチャンスと、トドメを刺そうとするサンシーターに対し、これなら脱出はできるとゲンバはどこからか持ってきた巨大な消化器をサンシーターたちに向けて噴射。泡まみれになり狼狽するサンシーターたちがようやく落ち着くと、そこにブンブンジャーの姿はなかった。
何とか届け屋本部にたどりついたタイヤたちだったが、爆サゲ音波の効果は強力で、頭の中には爆サゲ音頭が鳴り響いた状態、一向に爆サゲ気分はおさまらない。
タイヤはキラースピーカーを破壊できれば音波の効果は消えるはずだと解決策を講じるが、ふと気がつくとゲンバの姿が見えない。
驚くべきことにゲンバはひとり、サンシーターに近づき調達屋の仕事を持ちかけていたのだ。
ゲンバは見事な作戦だったとサンシーターをおだて上げ、いずれこの星を支配するハシリヤンと組んだほうが稼げると、サンシーターたちに「爆アゲラーメン」を振る舞いはじめた。
サンシーターたちはブンブンキラーロボから音頭を流して上機嫌、そこでゲンバはブンレッド、ブンピンク、ブンブルーのお面を取り出した。
ブンブンジャーを追い払った今、新たなブンブンジャーはあなたたちだとサンシーターたちにお面をかぶせたのだ。
調子にのったサンシーターたちは爆アゲ気分で爆上戦隊を名乗ろうとしたその瞬間、「逆転アゲサゲ音頭」の効果で爆サゲ状態となり、ヘナヘナとその場に崩れ落ちてしまう。
これこそゲンバの策略、サンシーターの配下になる爆サゲなことをしていたゲンバは爆アゲになり、気分爆アゲのサンシーターは逆転して爆サゲ状態となってしまったのである。
届け屋本部ではゲンバの爆アゲを受け、ブンブンサファリのライトが点灯、咆哮を上げたかと思うとすばやく発進した!