バクアゲるぜ! 『ブンブンジャー』 お届け物はタイヤ自身? マッドレックス・フューリーの記憶は戻るのか?
スキマ時間で読む! 『爆上戦隊ブンブンジャー』ストーリーと見どころポイント【第30話】
2024.09.22
マッドレックス・フューリーの記憶覚醒を画策するサンシーターたち!
その推察どおり、マッドレックス・フューリーはディスレースの催眠術によって意のままに動かされていたのだ。
アジトでディスレースから再催眠を施されるマッドレックス・フューリーを物陰から見ていたデコトラーデ、イターシャ、ヤイヤイ・ヤルカーのサンシーターたちは忸怩たる思いでいた。
かつてサンシーターたちは、マッドレックスの心意気に惚れ込み、配下となって行動を共にしてきたのだ。
その記憶すら忘れている今のマッドレックス・フューリーを悲観したサンシーターたちは、昔の記憶を蘇らせることを決意するのだった。
サンシーターたちはマッドレックス・フューリーを連れ出し、思い出の場所をめぐるのだが、マッドレックス・フューリーは無反応だ。
さらにサンシーターたちはブンブンジャーのお面をかぶり敵対心をあおろうとするが、それでもマッドレックス・フューリーには効果がなかった。
それでも記憶を刺激された素ぶりを見せたマッドレックス・フューリーの姿を見たサンシーターたちは、本物のブンブンジャーを呼び出すことを思いつく。
早速、イターシャはブンブンチェンジャーそっくりの通信機、ブンブンデンジャーを取り出して、大胆にも届け屋本部に連絡をとったのだ。
本来の回線からではない仕事依頼に訝しがるブンドリオ・ブンデラス=ブンブンだが、どんなものでも絶対に届けるポリシーからブンブンは仕事を引き受けるのだった。
マッドレックス・フューリーと対決するブンレッド!
その話を聞いていた鳴田射士郎(メイタイシロウ)は「その話の詳細を聞かせろ」とビュンディーに頼むのであった。
依頼先に到着したタイヤは、ブルーシートに覆われたオブジェのようなものを発見する。届け物はこれかと思ったところにサンシーターたちが姿を表したのだ。
届け物はタイヤ=ブンレッド自身だったのだ。ブルーシートを剥ぎ取ると、そこにはマッドレックス・フューリーが立っていた。
「かつての記憶を蘇らせてくれ」と懇願するサンシーターたちだったが、タイヤを見てもマッドレックス・フューリーは無反応だ。
すべてお見通しだったディスレースは、マッドレックス・フューリーを遠隔操作し、タイヤに向けて攻撃をしかけてきた。
タイヤはブンレッドにチェンジして、マッドレックス・フューリーと戦い始める。
そこへイシロウ、阿久瀬 錠(アクセジョウ)、志布戸未来(シフトミラ)が駆けつけ、一斉にブンブンチェンジしようとしたところ、デコトラーデはブンブンデンジャーでブンブンキラーロボを召喚したのだ!
ブンブンキラーロボが降り立った衝撃で吹き飛ばされつつもブンブンジャーに変身した3人だったが、ブンブンキラーロボに行く手を阻まれタイヤのもとに近づくことができないでいる。
そんな様子を離れた場所で、ブレキ人の姿となった振騎玄蕃(ブレキゲンバ)が見ていた……。