見どころ その1:少年が宝太郎に託したサボニードル
今日も宝太郎たち錬金アカデミーの生徒らはカニのケミー、メカニッカニを捜索中です。
宝太郎はスマホのケミー、スマホーンと釣り竿(スルメ)を使ってメカニッカニを釣ろうとしています。探知が得意なスマホーンの力で、見事壁に張り付いていたメカニッカニを発見し、銀杏蓮華と鶴原錆丸が錬金術で出したワイヤーでメカニッカニを拘束、さらに宝太郎が取り出したピカホタルとスマホーンをガッチャンコさせ、ガッチャード スマホタルワイルドに変身、強烈な光をあててメカニッカニが転倒したところ、見事封印に成功しました。
しかし、仮面ライダーの力を使うのはルール違反だと、蓮華と錆丸、九堂りんねは宝太郎に苦言を呈しています。
そんなところへひとりの少年=砂山理玖が現れました。
理玖は植木鉢に入ったサボテンのケミー、サボニードルを差し出し、引き取ってほしいと宝太郎たちに申し出ます。
サボニードルは温厚で脳天気な性格のケミーでした。
理玖少年は、サボニードルと一緒にいたところを父親に見つかり、捨ててこいと言われ、たまたま宝太郎たちを見つけ、話しかけてきたのです。
りんねはサボニードルを預かると理玖に約束しますが、宝太郎は理玖とサボニードルが仲良くしているのを見て、ほんとうは一緒にいたいのではと思い始めました。
しかし、ケミーを目撃した一般人の記録も記憶も消さなければならないとりんねは宝太郎を戒めます。
宝太郎とりんねがもめているすきに、蓮華がちゃっかりサボニードルを封印、捕獲したところ、理玖の姿がその場にありません。
宝太郎はあわてて、理玖の行方を追い始めました。
見どころ その2:少年の父親がトンボのマルガムに変身!
男は理玖少年の父親で、聞いていたシスターの正体は冥黒の三姉妹のひとり、ラケシスです。
ラケシスが男に手をかざすと、トンボのケミー・グレイトンボが男の中に入っていき、トンボのマルガムが誕生したのです。
一方、理玖を見つけた宝太郎は、理玖のほんとうの気持ちを確かめようとしますが、勉強していい学校に入ることを父と約束したので、今は友だちなどいらないと、真意を伝えようとはしませんでした。
しかし、宝太郎はなんとか本音を聞きだそうと躍起になっています。その光景を影から見ていた理玖の父=トンボのマルガムは、2人に向けてトゲを射して宝太郎を威嚇、理玖が危険にさらされていると思い込んだ宝太郎は彼を連れてその場から逃げ出しました。
そのころ、錆丸から報告を受けたミナトは、他にケミーの目撃者がいないか、少年の関係者を洗うよう、錆丸に指示を出します。
話を聞いた黒鋼スパナは、「ケミーはただの道具であり情を入れ込むなど美学に反する」と宝太郎の行為を危惧します。
「宝太郎はケミーの可能性を信じているのだ」と言うミナトに対し、「それは理想だ」と反対するスパナ。
このふたりの思惑が宝太郎にどんな影響を及ぼすのか、気になるところでした!
見どころ その3:ガッチャードがニードルホークにフォームチェンジ!
宝太郎はマルガムの正体を摑むべく、錆丸に連絡を入れます。遠距離攻撃、トゲを飛ばすケミーというヒントから、ケミーがグレイトンボであることを知らされます。
敵は空だと確信して物陰から飛び出した宝太郎でしたが、時すでに遅く、トンボのマルガムが放ったトゲが宝太郎の胸に命中!
と、思いきや、ホッパー1がトゲを受け止め宝太郎は無傷、ここからが反撃だとガッチャード スチームホッパーに変身してトンボのマルガムに挑んでいきます。
しかし、空中を飛ぶトンボのマルガムはジャンプしても手が届く距離にはありません。
空を飛ぶならばと、ガッチャードはホークスターとサボニードルをガッチャンコして、ニードルホークへとフォームチェンジします。
翼を広げて飛翔するガッチャードはトンボのマルガムに急接近、するとトンボのマルガムが尾からトゲを射出し、これに怯えたサボニードルがカードから飛び出してしまいました。
強制的にガッチャードの変身は解除され、空中から真っ逆さまに落下していく宝太郎の運命は……次回が待ち遠しいですね!
今回ガッチャ! したケミーたち
スマホーン
キュートなスマホのケミー。いろいろなアプリを使って宝太郎たちをサポートする。
ピカホタル
身体が明滅する螢のケミー。うれしいときに一際綺麗に輝く。
ギャンボエール
巨大で雄大な鯨のケミー。大きな海流を巻き起こす。
スパイクル
スリムでエコな自転車のケミー。ペダルひと漕ぎで100メートルも走ることができる。
メカニッカニ
メカニカルなカニのケミー。大きなハサミからレーザー光線を放つ。
『仮面ライダーガッチャード』クイズ
理玖少年に勉強対決で負けた宝太郎が次にやろうとした勝負は何?
①ジャンケン ②ビー玉 ③缶蹴り