2月5日 ウルトラマンネクサス ダークメフィスト誕生の秘密が明かされる!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 2月5日(2005年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「2月5日」(2005年)。
ダークメフィストと出会った、ナイトレイダー隊員時代の溝呂木眞也  ©円谷プロ
2004年10月2日から放送が開始された『ウルトラマンネクサス』では、スペースビーストを撃退するナイトレイダーに所属する孤門一輝(こもん かずき)を中心に据えつつ、ウルトラマンに変身するデュナミスト(適能者)が複数登場。ウルトラマンの力が代替わりし、受け継がれていく構成となっている。トラウマ級のハードなストーリー展開も特徴だ。

ナイトレイダーの装備を持ったまま、西条 凪副隊長が姿を消してしまった。溝呂木眞也と対峙した凪は、溝呂木がダークメフィストの力を得た経緯を知る。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

凪が失踪

『ウルトラマンネクサス』第18話「黙示録 -アポカリプス-」が放送された日です。ガルベロスとの戦闘後、凪は姿を消してしまった。このままでは、逃亡罪に問われ、メモリーポリスによって記憶を消されてしまう。しかし、和倉英輔隊長は、凪の行き先が溝呂木のもとであると確信していた。和倉隊長は、志願した孤門とともに凪を迎えに行く。

その道中で、和倉隊長は溝呂木と凪の関係性について孤門に話す。かつて、インセクティボラタイプビースト アラクネアの討伐を行った和倉隊長たち。その戦いで、溝呂木と凪には技術や経験を超えた、戦士としての資質のようなものを感じたという。また、アンフィビアタイプビースト フログロスとの戦いでは、溝呂木が前に出て敵の注意を引き、凪の攻撃によって敵の撃滅が完了。溝呂木の厳しい訓練に凪は応え、凪は一流のビーストハンターとして成長していった。しかし、和倉隊長はそんなふたりに、漠然とした不安を感じていたらしい。

和倉隊長は知らなかったが、そんな一見好戦的な溝呂木は、自分が戦う理由は死ぬのが怖いからだと凪に打ち明けていた。しかし、いくらスペースビーストを殺しても、心は安らぐどころか恐怖が増していく。そして、最近妙な遺跡の夢を見ると凪に話すのだった。
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