あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「12月2日」(2006年)。
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『ウルトラQ』から『ウルトラマン80』までの昭和に放送されたウルトラマンシリーズと物語が直接的につながっているのも特徴だ。前作『ウルトラマンマックス』で行われた人気怪獣の再登場に加えて歴代ウルトラヒーローも登場。ウルトラヒーローに変身する人物もオリジナルキャストが出演している。
かつて自分が守っていた惑星アーブを滅ぼした高次元捕食体ボガールに復讐するため、地球にやってきたハンターナイト ツルギ。ツルギはメビウスやCREW GUYSと対立するも、最終的には協力してボガールを撃破する。ツルギはボガールを撃破後、命が尽きてしまうがウルトラの母により本来の姿である「ウルトラマンヒカリ」となって一命を取り留めた。
その後、ヒカリはメビウスに変身アイテムのナイトブレスを一時的に託し地球から去る。しかし、『ウルトラマンメビウス』第35話では、なぜか再びハンターナイト ツルギが現れるのだった。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?
ハンターナイト ツルギが街を破壊!?
一方、地球にやってきたヒカリは、ババルウ星人を追い詰めていた。先のツルギは、ババルウ星人が化けていたのだ。ババルウ星人は、自らの目的が「人間たちのヒカリへの信頼を失墜させること」だと明かし、ツルギの姿になって巨大化。ヒカリも巨大化し戦うが、少しだけ攻撃を加えたババルウ星人は逃亡。ヒカリは体力を消耗し、一体化している元CREW GUYSの隊長であるセリザワ・カズヤの姿に戻った。
セリザワは隊員たちに連れられCREW GUYSの基地に行くと、街で暴れていた「青いウルトラマン」に変身していたことから、GUYS総本部の要請により拘束、軟禁されてしまう。
ウルトラマンヒカリVS.ババルウ星人!
これまで様々なウルトラマンが地球にやってきて、脅威と戦ってきたが、そのウルトラマンたちはすべて赤い体をしていた。しかも、かつてヒカリが復讐のため、周囲の被害を顧みず戦ったこともあり、人間たちの間には青いウルトラマンに対する不信感が募っている。
ヒカリはもし自分が強硬な手段で脱出すれば人間たちにいっそう不信感を与えるだけでなく、いつか青いウルトラマンが地球を守護するためにやってきた時に「人間の信頼が得られない」ことはあってはならないと考えていた。
すると、街に再びババルウ星人が化けている偽のツルギが出現。それを確認したCREW GUYSは、すぐにセリザワの拘束を解いた。CREW GUYSの上層部も、確証はないものの暴れていたツルギが偽物であることを信じていたのだ。
セリザワはヒカリに変身。ヒカリ対ツルギの戦いが始まる。ヒカリの攻撃で変身が解け、ババルウ星人の姿に戻ったことで完全に疑いは晴れた。そして、ヒカリはかつて復讐のために纏っていた勇者の鎧、アーブギアを再び装着してハンターナイト ツルギとなる。ツルギは、必殺のナイトシュートでババルウ星人を撃破するのだった。
【ウルトラ怪獣事典】
【ウルトラ怪獣事典】
暗黒星人 ババルウ星人
身長/2~56メートル
体重/140キロ~2万8000トン
初出は『ウルトラマンレオ』第39話「レオ兄弟 ウルトラ兄弟 勝利の時」。ウルトラマンレオの弟であるアストラに化け、ウルトラの星からウルトラキーを奪いウルトラの星を暴走させて地球にぶつけようとした。
『ウルトラマンメビウス』に登場した個体は、ヒカリと因縁があり、ハンターナイト ツルギの姿に化け地球人に青いウルトラマンへの恐怖と疑惑を植え付けようとした。
登場エピソード:『ウルトラマンメビウス』第35話「群青の光と影」(2006年12月2日放送)
脚本:小林雄次/監督・特技監督:村石宏實
今回紹介したエピソードはウルトラサブスク「TSUBURAYA IMAGINATION」で配信中。
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https://m-78.jp/news/post-7577
12月2日はウルトラマンヒカリが、自身の偽者ハンターナイトツルギと対決した日
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テレビマガジン編集部
日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga Instagram:@tele_maga
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