あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「12月16日」(2017年)。
前回の戦い(第23話「ストルムの光」)でついに復活を果たしたウルトラマンベリアル。ベリアルは、ストルム星人・伏井出ケイから奪った特殊なエネルギー変換器官・ストルム器官を取り込み、エンペラ星人とダークルギエルの怪獣カプセルでウルトラマンベリアル アトロシアスにデモニックフュージョン・アンリーシュ(変身)を果たすのだった。
星雲荘、AIB、ウルトラマンゼロの共同作戦!
これ以上のパワーアップを阻止するため、異星人を捜査する秘密組織AIBは、ウルトラマンキングのエネルギーを吸着させる物質・カレラン分子の分解酵素ガスをベリアルのカラータイマーに打ち込み弱体化させる作戦を立てる。その方法として、ウルトラマンゼロがベリアルの気を引き、その隙にリクたちの拠点となっている秘密基地「星雲荘」を宇宙船モードに変形させ、分解酵素ガスの入った容器を搭載してベリアルに接近することになった。
さらに、AIBのシャドー星人ゼナは、かつて悪用されてジードと戦ったシャドー星人の生物兵器・時空破壊神 ゼガンを使い、ベリアルを異次元に送り込むことを思いつく。
最終決戦を前に、ゼロと一体化している伊賀栗レイトは娘の誕生日を祝う。妻であるルミナには、自身がウルトラマンであることを悟られていたが、必ず帰ってくることを伝え作戦に挑むのだった。