あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「12月15日」(1990年)。
地質学者のジャック・シンドーは、火星での調査中にウルトラマングレート(劇中での呼称は「ウルトラマン」)と邪悪生命体 ゴーデスの戦いを目撃する。ゴーデスはウルトラマングレートに敗北するも、無数のゴーデス細胞となって地球に降り注いだ。宇宙船を破壊されてしまったジャックは、ウルトラマングレートと一体化し、オーストラリアを舞台に地球を支配しようとするゴーデスと戦いを繰り広げるのだった。
火星でウルトラマンとなったジャック
そこで二人はウルトラマングレートとゴーデスの戦いに遭遇。ゴーデスの攻撃に巻き込まれたジャックは岩で身動きがとれず、自分を置いて逃げるようスタンレーを促す。しかし、攻撃の矛先は宇宙船に逃げ込んだスタンレーに向き、スタンレーは宇宙船ごと攻撃を受けて爆散してしまう。
一方、ウルトマングレートはゴーデスを倒すが、無数のゴーデス細胞となったゴーデスは逃亡し地球に降り注ぐ。宇宙船を失い地球に戻る術を失ったジャックは、ウルトラマングレートと一体化し、その力で帰還した。
その後、地球ではゴーデス細胞が地球の生物に取り憑き怪獣となって破壊活動を開始。人類も、超常現象を調査するために国家の枠を超えて組織された国際的軍事組織・UMA(ユーマ)が怪獣に対して攻撃を開始する。そこにジャックが変身したウルトラマングレートが登場し、怪獣を撃破。ジャックはUMAに入隊し、ゴーデスと戦いを開始するのだった。