4月2日 担任の先生はウルトラマン80 ウルトラマン先生登場!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 4月2日(1980年)

テレビマガジン編集部

怪獣から地球を守ってくれる光の巨人、ウルトラマン。もしも、ウルトラマンが身近な存在だったら頼もしいですね。ウルトラマンの中には、思春期の中学生と向き合いながら活動を開始したヒーローがいました。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「4月2日」(1980年)。ウルトラマン先生の物語が始まる。
クレッセントと戦うウルトラマン80   ©円谷プロ PHOTO/講談社
1980年4月2日より放送が開始された『ウルトラマン80』。中学校の教師であり、地球防衛軍の怪獣・怪事件の対策チームUGMの隊員でもある矢的 猛がウルトラマン80に変身。人間の憎しみや悲しみといったマイナスエネルギーが生み出す怪獣に立ちむかう。

日本各地で発生した異変が、怪獣発生の前触れであることに気づいていた青年がいた。その青年・矢的 猛は桜ヶ岡中学校に赴任してきた教師で、人間の負の感情が怪獣を呼び寄せると考えており、その根本を断つため教師になったのだ。

そして、5年ぶりに怪獣が出現。すると、猛は巨人へと姿を変えた。猛の正体はM78星雲ウルトラの星からやってきたウルトラマン80だったのだ。

「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

怪獣出現の前兆

1980年4月2日は、『ウルトラマン80』第1話「ウルトラマン先生」が放送された日です。平和な春の日本各地で異常現象が発生していた。しかし、人々はそれに気づいていない。

新学期が始まる日の朝、桜ヶ岡中学校にふたりの教師が赴任してきた。ひとりは体育教師の相原京子だ。京子は体操の技を披露し、喜ぶ生徒たち。すると、もうひとりの新任教師の矢的 猛が遅刻してやってきた。教室に移動した猛は自分のクラスの生徒たちに、今いる所で今やっていることに最大の力を尽くす「一所懸命」という自分のモットーを伝える。

すると、地震が発生。揺れはすぐに収まったが、猛は怪獣の気配を感じていた。そこで、猛は理科の授業として生徒たちを外に連れ出し、異変の調査をはじめる。

一方、地球防衛軍の怪獣・怪事件の対策チームUGMのオオヤマ一樹キャップも異変に気づいていた。しかし、怪獣はこの5年間一度も出現していないこともあり、隊員たちの士気は低く、実戦経験があるのもオオヤマキャップだけだ。オオヤマキャップは単身で異変のあった場所に向かった。
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