11月5日 ウルトラマンマックスとギルファスがターラ星で激突!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 11月5日(2005年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「11月5日」(2005年)。
ギルファスと戦うウルトラマンマックス  ©円谷プロ PHOTO/講談社
2005年7月2日より放送が開始された『ウルトラマンマックス』は、М78星雲からやってきたウルトラマンマックスが対怪獣防衛チームDASHの隊員トウマ・カイトと一体化。平成になってからのTVシリーズではほとんど見られなかった、過去の人気怪獣の再登場が積極的に試みられた作品です。

マックスが謎の敵と戦いを繰り広げる夢を見たカイト。その後、パズルのような謎の石板が発見され、そのパズルが解かれたことで謎の扉が出現。DASHはその扉を通って、ターラ星に向かう。


『ウルトラマン』でハヤタ隊員を演じた黒部 進さんがトミオカ長官、フジ隊員を演じた桜井浩子さんがヨシナガ教授として登場する本作。今回は、『ウルトラセブン』でモロボシ・ダンを演じた森次晃嗣さんが、考古学者のオザキ博士役でゲスト出演されています。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

謎の扉が出現

2005年11月5日は『ウルトラマンマックス』第19話「扉より来たる者」が放送された日です。謎の敵と戦うウルトラマンマックスの夢を見るカイト。マックスは劣勢に立たされており、カイトはその悪夢にうなされている。一方、近年頻発する自然災害により、古代遺跡が次々と発見されていた。地球防衛連合UDFのヨシナガ教授は、応援要請を受け、遺跡の発掘現場である三日月山を訪れる。

発掘の指揮をしていたのは、トミオカ長官の後輩である考古学者のオザキ博士だ。そこには、マックスに似た巨人が敵と戦う姿が描かれた石板と、古代文字が書かれたパズルのピースのようなものが発見された。発掘品をベース・タイタンに持ち帰るために現場にやってきたカイトとミズキ隊員。しかし、カイトが触ると、パズルが反応。ピースが自動的に移動し、パズルが完成する。そして、謎の扉が現れた。

警戒しつつ、扉を開けるカイトたち。すると、そこから謎の怪人が現れ、襲いかかってくる。オザキ博士の援護を受け、怪人を扉の向こう側に退けたカイトたちであったが、ヨシナガ教授を庇ったミズキが、扉の中に吸い込まれてしまった。

ミズキを吸い込んだ扉は、消えてしまった。オザキ博士はベース・タイタンを訪れ、トミオカ長官に謝罪する。トミオカ長官はオザキ博士を責めず、ミズキを助け出すための協力を依頼した。一方、DASHはアンドロイドであるエリーの演算能力を駆使して、再びパズルを解こうとしていたが、そのパターンは無数にあり、解くことができない。
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