あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「8月7日」(2020年)。
ヴィラン・ギルドのマグマ星人やマーキンド星人と協力し、宇宙爆蝕怪獣 ウーラーを倒した工藤ヒロユキたち。しかし、ヴィラン・ギルドは暗躍を続けており、ウルトラマンの秘密を明かしたヒロユキはその力を使い、民間警備組織E.G.I.S.(イージス)の一員として戦いをつづけていた。そんな中、何者かに狙われているヒロユキを守るため、別世界のウルトラマンたちがヒロユキのいる地球に集結していく。
トレギアと再会するタロウ
一方、タイガの父であるウルトラマンタロウは、近づくことを禁止されている「宇宙遺跡ボルヘス」を訪れていた。そこに、ウルトラマントレギアが現れる。闇に侵食されたかつての親友・トレギアに対し、共に光の国に帰ろうと訴えるタロウだったが、トレギアはそれを拒否。
そして、以前のタイガによる攻撃で、自身の中にいた邪神魔獣 グリムドの封印が緩んで解き放たれたことや、ウルトラマンギンガたちニュージェネレーションヒーローズが変身能力と引き換えにグリムドに結界を張ったが、その結界がもうすぐ破られ、グリムドはタイガのいる地球に出現することを告げると、トレギアは姿を消すのだった。