8月6日 セブンが帰ってきたウルトラマンにウルトラブレスレットを授ける!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 8月6日(1971年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「8月6日」(1971年)。
ベムスターと戦うウルトラマンジャック  ©円谷プロ
1971年4月2日より放送が開始された『帰ってきたウルトラマン』の主人公は郷 秀樹。カーレーサーを目指していた郷は、怪獣タッコングの襲撃の際に子どもを守って命を落とすもウルトラマンジャック(劇中での呼称は「ウルトラマン」)と一体化し、復活。怪獣攻撃隊МAT(マット)に入隊し、怪獣から地球を守るために戦うことを決意する。

怪獣・ベムスターが襲来。加藤隊長の友人が宇宙ステーションごと丸飲みにされてしまう。これまで、地球の怪獣と戦っていたジャックは、初めて戦う宇宙怪獣に苦戦。ジャックはエネルギーを回復させるため、太陽に近づくが、そこにウルトラセブンが登場した。セブンはジャックに、新装備を授ける。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

宇宙からベムスターが襲来

1971年8月6日は『帰ってきたウルトラマン』第18話「ウルトラセブン参上!」が放送された日です。加藤隊長は、МAT宇宙ステーションに勤務する、親友の梶キャプテンと通信を行っていた。梶は、来月子どもが生まれる予定だ。すると、梶の宇宙ステーションに異常が発生する。ステーション内の酸素が漏れだしていた。そして、謎の浮遊物体が接近。それは、ベムスターだった。

ベムスターは、腹部の口を開くと宇宙ステーションのエネルギーを吸収。ステーションの隊員はМAT本部に非常事態発生の連絡をするが、宇宙ステーションそのものもベムスターに飲み込まれてしまった。ベムスターはそのまま地球に襲来。梶の仇を取るためにも、加藤隊長はМATに出撃を命令。ベムスターを迎撃しようとするが、その高い戦闘力に苦戦し、撤退を余儀なくされる。

撃墜された南隊員と上野隊員は、重傷を負ってしまった。さらに、加藤隊長は梶の死を彼の妻に伝えに行くが、妻はショックで倒れてしまう。その後、加藤隊長は自らも出撃し、ベムスターの行方を追うが、ベムスターを発見できない。
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