5月18日 ウルトラマンタロウ カニとタコの2大怪獣が大激突!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 5月18日(1973年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「5月18日」(1973年)。
大ガニ怪獣 ガンザと戦うウルトラマンタロウ  ©円谷プロ
1973年4月6日より放送が開始された『ウルトラマンタロウ』。ウルトラの父と、ウルトラの母の実子であるウルトラマンタロウは、宇宙科学警備隊ZAT(ザット)の隊員である東 光太郎と一体化し怪獣や宇宙人と戦う。

消息を絶った船舶の行方を調査するZATは巨大な岩礁に着陸。だが、そこは巨大なカニの怪獣・ガンザの甲羅だった。 さらに、タコのような姿をしたタガールも現れ、2体は縄張り争いを開始した!
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

巨大な岩礁は大ガニ怪獣だった!

1973年5月18日は『ウルトラマンタロウ』第7話「天国と地獄 島が動いた!」が放送された日です。八丈島南東300キロを航行していた船舶5隻が消息を絶つ事件が発生し、ZATにも連絡が入った。荒垣隊員は北島隊員、南原隊員とともに大型戦闘機のスカイホエールで調査に向かうが、やはり船は1隻も確認できない。

すると、荒垣たちは海図に記されていない巨大な岩礁を発見。調査のため、スカイホエールを着陸させた。特に異常はなく、また事件が起きるとしたらこの付近になるだろうと考えた荒垣は、ひとまずこの岩礁で待機することを決めた。

北島と南原が泳いでいると、海から突き出した2本の柱のような岩が動くところを目撃。さらに、周囲に魚がいないこともあり、巨大な夜行性の海の生物がいると考えた荒垣は、昼間のうちに交代で仮眠をとり、夜に備えようとする。

しかし、見張りをしていたはずの北島が寝てしまい、気がつくと4時間が経過していた。そして、荒垣たちの目の前には八丈島が近づいていた。その岩礁は、4時間に300キロのスピードで移動していたのだ。
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