ここがすごいぞ! 『キングオージャー』 新たな敵・宇蟲王ダグデドとは?

スキマ時間で読む! 『王様戦隊キングオージャー』ストーリーと見どころポイント【第27話】

テレビマガジン編集部

バグナラクに勝利し、チキューに6つ目の王国が誕生した第26話に引き続く第27話を、TELEMAGA.netが独自の視点で注目した「見どころ」と、本作ならではの「要チェックポイント」を紹介、本エピソードの魅力をあらためてピックアップ!

生きていたカメジム! その目的とは…?

死んだはずのバグナラクの宰相カメジムがジェラミーを襲撃!  ©テレビ朝日・東映AG・東映 PHOTO/講談社
地帝国バグナラクと人類の戦いは、王様戦隊、民たちとシュゴッドが結束してゴッドキングオージャーを降臨させたことで5つの王国が勝利を収めました。

さらに、ジェラミー・ブラシエリが狭間の国バグナラクの王となり、チキューに6つ目の王国が誕生、人間とバグナラクとが共存する世界が始まったのです。

そして、それから2年後のこと。

ゴッカンの地下神殿で、傷だらけで倒れているジェラミーの姿と、その傍らでジェラミーを気遣うゲロウジームの姿が映し出されます。

逃げろと言うジェラミーの声が発せられた瞬間、ゲロウジームの体を何かが貫き、ゲロウジームは幻のごとく消え去ってしまったのです。

ゲロウジームを貫いた者の正体とは……なんと、バグナラクの宰相カメジムではありませんか!

カメジムはゴッドキングオージャーの必殺技を受け、爆発四散したはずです。そのカメジムがなぜここに?

驚くジェラミーに対し、カメジムはこれからが本番だと告げたのです。

そして宇宙の王がきたと伝えよとジェラミーに言葉を投げかけ踵を返すと、その先には3体の怪人の姿がありました。

宇宙空間には大量の黒いシュゴッドが、チキューを目指して飛来していたのです。

このシュゴッドたちは何者なのでしょうか? そして、生きていたカメジムの目的とは? そして3体の怪人たちの正体は?

開幕早々たたみかけるような展開ですが、とにかくチキューに危機が迫っているのでした!

宇蟲王ダグデド・ドゥジャルダンとは何者なのか?

黒いシュゴッドが飛来するさなか、宇蟲王ダグデド・ドゥジャルダンがチキューに降り立った!  ©テレビ朝日・東映AG・東映 PHOTO/講談社
そのころ、コーカサスカブト城ではギラを中心に6王国平和会議が開かれようとしていました。

ところが集まったのは王たちではなく、なぜか側近たちばかり。

正統な王が一人もいないのはなぜでしょうか?

ギラの言葉を借りれば、王様たちはあんなことしたんだから仕方ないとのこと。

側近たち一同は、ギラに対し詫びを入れますが、王様たちは一体何をやらかしたのでしょうか?

と、そんな矢先、突然窓の外が暗くなり、不安にかられたギラが外を眺めるとそこには空を埋め尽くす大量の黒いシュゴッドが飛んでいます。

ゴッドクワガタも何者かの来訪を察知し、怯えているようです。これは「神の怒り」の再来なのでしょうか?

すると突如空が光り、その中から宇蟲王ダグデド・ドゥジャルダンと名乗る謎の怪人が現れたのです。

ビームを放ちギラを一蹴したダグデドの元に、カメジムが媚を売りながら近づきます。

ダグデドは一瞬姿を消したかと思うとなんとジェラミーを抱えて再び現れました。そしてカメジムに対し、傷ついたジェラミーを放り投げたのです。

何が起きているのか事情がわからないギラに対し、ダグデドは人類の運命を教えてやると言い、ギラの肩を抱いたかと思うと、ふたりは一瞬にして真っ黒な不毛の惑星へと移動したのです。

ダグデドによれば、この惑星にいた生き物はすべて自分がキレイに、つまりは星を滅ぼしたと言うではありませんか。

ギラは次々と、滅びていった惑星を見せられます。

そのすべてがダグデドの命を翻弄する遊びとして、種族と種族を憎み合わせた末に滅亡していった惑星であり、チキューもまた、バグナラクと人類を戦わせることでダグデドは一掃しようとしていたのです。

さらにギラからお前呼ばわりされたことに気分を害したダグデドは、先に人類を片づけると告げ、指を振ったかと思うと、シュゴッダム以外の国にダグデド配下の者たちが行動を開始し始めたのです。

ンコソパ・ペタ城には胡乱(うろん)のゴーマ、イシャバーナ・フラピュタル城には籠絡(ろうらく)のヒルビル、トウフ・タキタテ城には秘匿のミノンガン、そしてゴッカン・ザイバーン城には虚飾のカメジムが側近たちをあしらって王座に就いてしまいました。
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