ここがすごいぞ! 『キングオージャー』 ヤンマとシオカラ、二人の過去に迫る!

スキマ時間で読む! 『王様戦隊キングオージャー』ストーリーと見どころポイント【第35話】

テレビマガジン編集部

ラクレス・ハスティーが復活した第34話に引き続く第35話を、TELEMAGA.netが独自の視点で注目した「見どころ」と、本作ならではの「要チェックポイント」を紹介、本エピソードの魅力をあらためてピックアップ!

宇蟲王の手中に落ちた5王国

ンコソパの王となった宇蟲五道化のひとりヒルビル  ©テレビ朝日・東映AG・東映 PHOTO/講談社
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王様戦隊がチキューを離れている間に5王国は宇蟲五道化の手に落ち、6人の王たちは民から追われる存在となってしまいました。

そしてギラたちの前に現れたのは、元シュゴッダム国王、ラクレス・ハスティーだったのです。ラクレスは宇蟲王ダグデドの配下となったようですが……。

ギラは大義のため宇蟲王に従ったというラクレスに立ち向かおうとしましたが、寸前、ジェラミーが煙幕を張ってギラとともにその場から逃亡します。

ジェラミーは、他国が宇蟲五道化に支配されているとしたら、反撃の切り札となるギラが捕まってしまえば元も子もないと考えたのです。

ゴッカンの地下神殿にやってきたギラとジェラミー、そして配下の者に裏切られゴッカンまで逃げ延びたヤンマたちは、シュゴッダムからゴッドタランチュラにしがみついてやってきた側近ドゥーガから事のあらましを聞きます。

ドゥーガの話によれば、最初に宇蟲王の手に落ちたのはンコソパで、情報網を狙ってヒルビルが王となり、言葉で人心を操って一夜で陥落させたというのです。

鬼ごっこ、つまり、王様戦隊を捕まえた者を王族とするというお触れによりトウフから逃げてきたカグラギもまた、情報を握られる前にンコソパ奪還を優先すべきだと進言。

多忙を極めるヒメノとリタは置いておいて、まずはギラ、ジェラミー、ヤンマ、カグラギでンコソパ奪還のため行動を開始しました。

洗脳されたシオカラがヤンマを襲う!

ンコソパのテッペンコンピュータはヤンマが持つボロパソコンだった  ©テレビ朝日・東映AG・東映 PHOTO/講談社
ヤンマは、ヒルビルの洗脳から耳栓をして逃れていた配下のシオカラと連絡をとり、ヒルビルの狙いがンコソパの全コンピュータを司るテッペンコンピュータであることを突き止めます。

ヤンマの導きでンコソパの街を中央突破しようとした一同でしたが、ヒルビルに洗脳されたンコソパ民たちが一斉に正拳突きしながら向かってきます。

ジェラミーは民たちを糸で拘束し、そのすきにテッペンコンピュータへ向かえばいいと提案しますが、ヤンマはもう勝負はついていると言い放ちました。

なんとテッペンコンピュータとはヤンマが持っていたボロパソコンのことだったのです。

ボロパソコンを取り出したヤンマは、ンコソパ民がつけているヘッドホンを吹っ飛ばします。

これを察知したヒルビルがギラたちの前に立ちふさがり、果敢に立ち向かうカグラギの耳元でお願い聞いてとささやき、洗脳してしまったのです。

ヒルビルを肩車したカグラギはギラたちを攻撃するかと思いきや、そのままプロレス技でヒルビルを地面に叩きつけたではありませんか!

欺き、謀り、裏をかくのはカグラギの専売特許、己すら裏切る男・カグラギには、ヒルビルの洗脳など効かなかったのです。

ギラたち4人は王鎧武装して、サナギム軍と戦闘を繰り広げ、ヤンマ=トンボオージャーは洗脳されぬよう遠距離攻撃でヒルビルを追い詰めていきました。

分が悪くなったヒルビルはペタ城・王の間にいたシオカラの背後に近づき、耳栓を取った隙をついてヤンマのボロパソコンを壊すようささやきます。

シオカラはヤンマめがけて拳をふりあげたのですが……。
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