著:はやみね かおる イラスト:kappe
校長からひとこと
(※オリジナル版へのコメントです) 帯には、『あの少年名探偵がまた帰ってきた!』と書いてあります(『新冒険』の方は『あの少年名探偵が帰ってきた!』です)。若旦那たちの暴走は止まりませんし、ぼくの古いネタを使う癖まで歯止めがきかなくなってます(『トム』や『ディック』、『ハリー』ってわかります?)。一番気に入ってるのは、『春色幻想』。子どもたちを見るとき、注意していた視点が入ってます。物語に出てくるM川グラウンドは、もう無くなってしまいました。考えてみたら、二十年以上前に書かれた物語です。現在、恭助と響子ちゃんは結婚し子どももいます。これが、時の流れというやつなんでしょうね。
阿津川辰海、推薦! ーーーーー 小五の夏、少し年上の恭助たちに出会った。 今、大人になって再会する恭助たちは、「ふるさと」のように愛おしく、眩しい。 ーーーーー 少年少女を本格ミステリの世界へ導いた、青春ミステリの金字塔が復活! わたし、野村響子。 虹北商店街に暮らす、もうすぐ中学三年生。 名探偵の恭助は、相変わらず海外を旅して回ってる。 (こうして、可愛い幼馴染みが待ってるってのに!) 名探偵不在の商店街にも、ふらりと謎は訪れる。 夢の中で結婚するクラスメイト。 池の鯉が惨殺される殺鯉事件。 クリスマスイブの夜に現れるウサギのサンタ。 謎が現れたのなら、名探偵も現れる! 「もう、旅に出ないよね?」って聞いたら、「ずっと日本にいるよ」っていつか恭助は答えてくれるのかなーーーー
発売日 | 2024/04/17 |
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価格 | 定価:円(本体1550円) |
ISBN-13 | 9784065354698 |
判型 | B6 |
ページ数 | 208 |
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