著:はやみね かおる
校長からひとこと
コミック『少年名探偵 虹北恭助の冒険 高校編』の小説版です。すでに原作を書いてあったので、小説化するのは楽勝だろうと思ったのですが、甘かったです。原作は、コミック用に考えていたので、絵で見せるようなストーリーやトリックを意識していました。それを文字に変えるのは、簡単なようでなかなか時間がかかりました。そして、丁寧に書きたかったのが、恭助の成長です。登場人物の中には、まったく年を取らない者もいますが、恭助は違います。小学生の時の恭助と、成長した恭助。どんな風に成長したかをよんでいただきたいです。 (発行日 2004/11/05)
あの少年名探偵・虹北(こうほく)恭助がまたまたまた帰ってきた! 恋のライバル? から出された推理問題。姿が見えないストーカー。ミステリ研究会に残された暗号。突然、人が消える城。そして怪盗Xからの犯行予告。次々起きる謎に美少女高校生・野村響子をワトソン役に、虹北恭助の推理が冴える! はやみねかおるのミステリ魂(スピリッツ)がいっぱいの1冊! 人消し城で事件は起こる! 少年少女・新本格ミステリ! あの少年名探偵がまたまたまた帰ってきた! あの少年名探偵・虹北(こうほく)恭助がまたまたまた帰ってきた! 恋のライバル? から出された推理問題。姿が見えないストーカー。ミステリ研究会に残された暗号。突然、人が消える城。そして怪盗Xからの犯行予告。次々起きる謎に美少女高校生・野村響子をワトソン役に、虹北恭助の推理が冴える! はやみねかおるのミステリ魂(スピリッツ)がいっぱいの1冊!
発売日 | 2004/11/10 |
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価格 | 定価:円(本体940円) |
ISBN-13 | 9784061824027 |
判型 | 新書 |
ページ数 | 370 |
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美琴 @Z5HHR
美琴 @Z5HHR
【この投稿はネタバレを含みます】
続きを見る口絵の高校生の響子ちゃんとずいぶん大人っぽくなった恭助にぐっと来ました。そして中身もぐんっと成長していて、人として、名探偵として大きくなっていました。ずっとヤキモキしていた一読者としては、恭助の決断は👍 一方的に恭助をライバル視している沢田さん、可哀想だとは思うけど好感度が上がることはない、めんどくささがいいキャラしてて、菊池さんとの関係性も面白いです。 コミックの高校生編には出てこなかった法難くんが成長して登場しているのもファンとしては嬉しかったです!ワコちゃんとのフラグはどうなったんだろうか…?