【錦鯉】子ども時代の心残り 周囲を気にして 自分の「好き」を貫けなかったこと!

小学生に大人気の「錦鯉」が登場! 自身の「育てられ方」を振り返る!

ライター:小川 聖子

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(写真左)長谷川雅紀さん (同右)渡辺隆さん
2021年は「M‐1グランプリ 2021」で優勝、今年はオリコンが発表する「2022年 上半期ブレイク芸人ランキング」でも1位を獲得した大人気の漫才コンビ「錦鯉」のおふたりが、「Ane♡ひめ」に初登場! 本誌撮影ではAneひめモデルの質問に答えたり、一緒に遊んでくれた優しいおふたりが、「Ane♡ひめ.net」のインタビューにも答えてくれました♡

「Ane♡ひめ」読者の親世代(よりもう少し上⁉️)とも言えるおふたりが、今の子どもたちに思うこと、親御さんに伝えたいこと、また26年という長い年月の末に大ブレイクを果たした今、自身が「育った環境」について感じること……ギュッと詰まったインタビューをお届けします!

小学生時代はやりたいことをやっていっぱい怒られるのがいいと思う(渡辺さん)

ーーこの度は「Ane♡ひめ」にご出演いただき、ありがとうございます! 「M‐1グランプリ」などをきっかけに今は小学生にも大人気、本誌撮影ではAne♡ひめモデルとも楽しく遊んでいただきました。本誌では「今、小学生に戻ったら何をしたい?」というお話も聞かせていただきましたが、ご自身の小学生時代を思い出すといかがですか。

長谷川雅紀さん(以下長谷川さん):僕は今、小学生に戻ったら「YouTube」をやってみたいです。最近は小学生くらいからやっている子もいるらしいじゃないですか。それを聞いたときはびっくりしましたけど、今なら僕もSNSで「好きなマンガを紹介!」とか、そんな発信をしてみたいです。

渡辺隆さん(以下渡辺さん)小学生かぁ。とにかく僕は野球や勉強をもっとしっかりやっておけばよかったという思いはずっとあります(笑)。

長谷川さん僕は小学生のとき、勉強もスポーツも苦手で、得意なものがなかったんです。でもマンガを描くのは好きで、よく大学ノートなんかに描いたものを友達に見せていたのですが、それは楽しかったです。だから、今の小学生たちには、とにかく好きなものに夢中になってほしいですし、興味を持ったこと、知りたいと思ったことを徹底的に掘り下げてほしいなと思います。

渡辺さん:確かに僕もそう思うな。自分がやりたくて、環境的にもやれることがあるなら、小学生のうちは全部やったほうがいいと思う。

長谷川さん:せっかく興味を持っても、いろいろな理由で、できないこともたくさんさんありますけど。でも、できる範囲でと言いますか、例えば昆虫に興味を持ったとして、すぐに田舎に行って虫を捕まえることはできないけど、本を読んだり、動画サイトを見たりとかできますよね。そんな小さなことでも、関係あることを続けることが、「その後」にもつながるような気がします。

渡辺さん:そうそう。小学生時代はやりたいことをたくさんやって、たくさん怒られるのがいいと思います(笑)。

子ども時代の心残りは、周囲を気にして自分の「好き」を貫けなかったこと!(長谷川さん)

──子どものころのことで、心残りなことはありますか。

渡辺:僕は野球をやっていましたが、サッカーもやってみたかったなぁ。ずっと気になっていたので(笑)。剣道や弓道や柔道もやってみたかったし。

長谷川さん:今からやればいいじゃない!

渡辺さん:いや、今、やりたくねぇし(笑)!

──そうですよ、まだまだこれからじゃないですか!

渡辺さん:いやいや、まだまだこれからかもしれないですけど、剣道はやりたくねぇ(笑)! 本当にやりたくないのよ、痛いでしょ、たぶん(笑)。

長谷川さん:あはははは(笑)。

──長谷川さんは、なにか子ども時代に後悔がありますか。

長谷川さん:実はあるんです。子どものころはさっきも言いましたが、僕はアニメとゲームが大好きで、夢中だったんです。でも、僕らの世代はそういう人たちって「オタク」と呼ばれて、かなり煙たがられていたんです(苦笑)。今は「私オタクだから~」なんて普通に言いますよね。でも、僕たちのときは「マンガやアニメが好き」ってものすごく言いにくい時代で。僕からしたらそんなの、「ギターが好き」や「バイクが好き」と一緒じゃん! って思うんですけど。だから僕はマンガもアニメもすごく好きだったけど、「他の人に合わせなきゃ!」って感じで、離れてしまったんです。いま振り返ればもっとのめり込んでもよかったのに。自分じゃなくて、他の人に合わせるようなことをしちゃったなって……それが後悔です。

渡辺さん:僕らの子どもの頃は音楽やバイクはファッションに直結していたけど、マンガやアニメはまだそうじゃなかったからね。でもそんな状況をその後、「しょこたん(中川翔子さん)」が変えていってくれて。

長谷川さん:本当にね!! だからとにかく今の小学生には、まわりがどんなことを言ってきても、好きなものを徹底的に好きになる、という道を歩んでほしいなと思います。
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