
TikTokフォロワー37万人超! カリスマインフルエンサー『めるぷち』りりかの原動力は「1位」への強いこだわり
大人気YouTubeチャンネル『めるぷち』選抜生・りりかさんスペシャルインタビュー
2025.04.12
ライター:小川 聖子

写真/嶋田礼奈(講談社写真映像部)
りりか 私が『めるぷち』チャンネルを見始めたのは小学5年生くらいのころでした。そのころすでに『MelTV』(※VAZが運営する10代向けの美容系YouTubeチャンネル)というYouTubeチャンネルがあって、『めるぷち』はその妹向け、みたいな位置付けでスタートしました。
その後、中学1年生になったころにオーディションが開催されることを知って、そのときはもう、自分がやりたいという思いが強くなっていたので、夢の第一歩とばかりに、募集が開始された初日に応募しました。
当時は今のように公開オーディションではなく、面接とYouTuberとしての適性を見る審査、特技の披露……みたいな感じのオーディションで。
特技の項目では、私はものすごく苦手なのですが、ダンスを踊りました。それで入ることになりました。
──実際に活動をスタートしてみていかがでしたか。
りりか まずは憧れの先輩たちと同じグループで活動できることにものすごく緊張しました。
その後、先輩たちと仲良くなって、自分も一緒に『めるぷち』を盛り上げていけるようになったときは本当に嬉しくて。とにかく先輩たちの背中を追いかけて頑張りました。
当時はロケ撮影が多くて、『スパリゾートハワイアンズ』に行ったり、みんなで遠出してたこ焼きパーティをしたり。
イベントが終わるたびに、「このときはこう言ったほうが良かった」「こうしたほうが良かった」と思うことを洗い出して反省して、それを次の回に生かせるよう必死に勉強していました。大変ではありましたが、『めるぷち』には一生懸命でした。
だから、「入ってみて、思っていたのと違ったな」ということは私にはほとんどなかったです。
──最初から覚悟が決まっていたんですね。楽しかったことや大変だったのはどんなことでしたか。
りりか 楽しかったのは『めるぷち』メンバーとのロケ撮影に行ったことですね。印象的な思い出がたくさんあります。
辛かったことは……なんだろう。みんな「選抜決定戦」を挙げると思うのですが、実際自分の実力を目の当たりにするというのは、本当にキツイです。
はっきりと数字や順位が出るのはもちろんですが、そもそも私は自分の中での理想と目標がものすごく高いんです。
だから、「これくらいはできるだろう」と思っていたことすらできなくて、さらに良くない順位を目の当たりにすることで、「まだまだなんだ」という現実を突きつけられるのが苦しかったですね。
特に、最年長なのに下の子に負けるなんてって……そんなときはものすごく悔しい思いをしました。
──トークやビジュアルなど、さまざまな軸があると思うのですが、ご自身のなかではそれぞれどんなふうに分けて考えているのでしょうか。
りりか 実は分けていなくて、とにかくもう、全部自分が1位を取りたいんですよ(笑)! 理想と目標が高いので、「この項目が強み」みたいなことも考えません。全部、がむしゃらに1位を取るつもりでいます。
──ものすごい気合なんですね!
りりか そうです。だから、それが実現できないと「なんで!!」と、自分自身にイライラしちゃって……。でも、年齢を重ねていくうちに「できない自分も受け入れることが大切なんだな」と思うようになってきました。
できないなら、その項目でどう他の子を立ててあげられるか、サポートしてあげられるか、そんな観点から自分の行動を考えられるようになってきました。
選抜決定戦って、5ヵ月くらいあるんですよ。意外と長い審査期間なので、気持ちを整理して、次の審査に備える時間も持つことができる。その間にはやっぱりいろいろ考えますね。