「人気」よりも「納得」重視のランドセル選びを! ランドセル職人の思いとは 「お仕事レポート」

ランドセル情報に翻弄されて疲れたら、せわしないラン活に一呼吸。ランドセル職人取材レポート

土屋鞄製造所/岩崎亜紗美さん
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ランドセル業界全体で、年々早まっているランドセル選び。5月までには候補を決めて、6月には購入! と聞くと、気持ちがせわしなくなってしまいます。

人気のメーカーや工房は? 人気のある色は? と検索をかけたり、予算・色・サイズ・機能など、比較サイトを調べている保護者の方も多いのではないのでしょうか。

確かに、高価な上に、長くお子さまが使うランドセルは、納得して購入したいもの。

ランドセルに込められた、作り手の思いを知って、じっくりと納得のいくランドセルを選んでみてはいかがでしょうか。

入学時は大事にしていても、そのうち乱雑に扱うようになってしまった、小学生のお子さまにも、ぜひ知ってもらいたい、「ランドセル」のメッセージ。

ぜひ、お子さまと、「自分のものを大切にする」ということを、話してみてはいかがでしょうか。

ランドセルって どうやって作られているの?

そもそも、ランドセルって誰がどのように作っているか知っていますか!?

東京都足立区に工房を持つ、土屋鞄製造所におじゃましてきました。

ランドセルがずらりと並ぶショールームの後ろにある工房には、革の香りの中でもくもくと作業されている、デニムエプロンをした職人さんたちがいました。

6年使える丈夫なランドセル。150以上の皮のパーツを300を超える手仕事で職人が組み立てて、ランドセルは作られているんです!

ランドセル職人岩崎さんの 内ポケット作りを拝見!

300を超える工程がある、ランドセルの製作。

革を真っ直ぐ切る、かたい革と縫い合わせるなど難しい工程もたくさんあるんです。

内ポケットが少しでも歪んでしまうと綺麗な箱型ランドセルが作れない! ランドセルの内ポケットを作る工程を見せていただきました。
丈夫な革を、まずはのりでつけているなんて、驚きでした!

ランドセル職人 岩崎さんに質問!

内ポケット作りを見せていただいた岩崎さんに、ランドセルへの思いを聞きました。

「ランドセルを大切に使っている人を見たときは、嬉しいきもちになります。もともと、同じことを長い時間こつこつすることは好きなのですが、ランドセルを作るときは、特に、使う人を応援する気持ちで、丁寧に作っています。

ランドセルは、小学生の頭や背中を守る役割もしていると思っております。背中から、学校生活を応援するものであってほしいと願っています。」

土屋鞄製造所 

お子さまの欲しい色で、保護者の方が納得する、絶妙な色のランドセルがそろっています。

※お子さま向けランドセルの店頭販売は、予約制となっております。詳しくはホームページをご覧ください。
https://tsuchiya-randoseru.jp

大人っぽく使えるアイテムなら grirose(グリローズ)

土屋鞄には、美しい街並や、自分らしさを心から楽しむパリジェンヌの姿に刺激を受けたデザイナーが、パリで感じたときめくエッセンスをぎゅっと詰め込んだgriroseというブランドもあります。

親子でつかえるフレグランスアイテムやスクールバッグ、パソコンケースといったファッションアイテムなども展開。

ランドセルを購入済みの小学生も、ぜひ見てみてね。
griroseファッションアイテム一覧
小学校受験シーズンが終わった11月からでも、きっとお気に入りのランドセルは見つかります。

ぜひ、6年間を背中から支えてくれる、納得のいくランドセルに出会えますように。

協力/土屋鞄製造所 写真/金栄珠(講談社写真部) 取材/山口真央 モデル/望月咲花

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