今回は、ナマケモノ! 1日20時間寝て過ごすなど、不思議でびっくりな特徴をお届けします。
ナマケモノってどんな生き物?
・とても動きが遅い
・何をするにも、木の上
・1日20時間、寝て過ごすことも!
・木の実や葉っぱ、自分の毛に生えた藻を食べます
・カギヅメの本数が、3本のミユビナマケモノと、2本のフタユビナマケモノの仲間に分けられます
全長:40cm〜65cmくらい
原産地:中央アメリカ、南アメリカ
【驚きポイント①】 動くスピードは カメより遅い!?
動くスピードは時速o.3kmくらいで、リクガメや歩き始めた人間の赤ちゃんよりも遅いんです。生きるためのエネルギーが少なくてすみ、また敵に見つかりにくいからです。
【驚きポイント②】 地上に降りるのは 別の木に移動するときだけ!
食事はもちろん、赤ちゃんを生んで育てるのも、木の上でします。食べる葉っぱが少なくなると、隣の木に移動します。
【驚きポイント③】 実は かくれんぼの達人!
さらに、毛に生えた藻のおかげで、木の葉っぱと見分けにくくなります。
ぜひ、動物園に観察に行ってみてください。
監修/今泉忠明 イラスト/下間文恵 構成/富岡ゆかこ
今泉 忠明
1944年生まれ。ほ乳動物学者。東京水産大学卒業後、国立科学博物館でほ乳類の分類を学ぶ。現在、静岡県伊東市にある「ねこの博物館」館長。『ざんねんないきもの事典』(高橋書店)をはじめ、著書、監修書多数。『MOVEまぼろしの生きもの』『MOVEはじめてのずかん みぢかないきもの』『MOVE危険生物 超クイズ図鑑』監修など。
1944年生まれ。ほ乳動物学者。東京水産大学卒業後、国立科学博物館でほ乳類の分類を学ぶ。現在、静岡県伊東市にある「ねこの博物館」館長。『ざんねんないきもの事典』(高橋書店)をはじめ、著書、監修書多数。『MOVEまぼろしの生きもの』『MOVEはじめてのずかん みぢかないきもの』『MOVE危険生物 超クイズ図鑑』監修など。