初心者向け「文鳥」の飼い方ガイド!懐けば「手乗り文鳥」に!意外に繊細な側面も

動物学者・今泉忠明先生に聞く「はじめてのペット」第2回

動物学者:今泉 忠明

おうち時間が増えた昨今、動物を家族に迎えたい人も増えています。

しかし、動物を迎える前には、動物の特徴や必要なものを、事前にきちんとおさえておくことが重要です。そこで「ざんねんないきもの」シリーズの監修もされておられる動物学者の今泉忠明先生に、生きものの特徴や習性を教えてもらいました。

今回は「なついてかわいい」と言われる文鳥! お掃除やえさなど、注意するポイントをお届けします。

文鳥ってどんな鳥?

写真/PIXTA
・体が小さい鳥

・くちばしは、太くてまっすぐ

・目の周りに、赤い輪っかの模様がある

・他の鳥に比べて、寒さに強い


全長:15cmくらい
体重:25グラムくらい
原産地:インドネシア

信頼関係が築ければ、手のり文鳥になるよ!

とても人懐っこい性格なので、信頼関係が築ければとても甘えん坊になります。

文鳥が懐くためには、文鳥の気持ちをきちんと考えてあげることが大切。

気性が荒い一面もあり、実際に懐いていない相手には、攻撃的になることも。毎日、声をかけて撫でてあげるなど、愛情をたっぷり注いであげましょう。

個体差があるので、手乗りにならなくてもがっかりしないで。

お迎えする前に準備するもの

写真/PIXTA イラスト/下間文恵
ケージは、床から少し高い場所に置こう!

・ケージ
:喧嘩してしまうこともあるので、ケージには1羽だけにしましょう。

・水入れ:水を綺麗に保てるように、頻繁に確認しましょう。

・えさ入れ:中のえさを全部出してしまうこともあるので、深さがあるものがおすすめ。

・青菜入れ:とまり木の近くに置くと、食べやすいです。

・おもちゃ:口で遊ぶものではなく、ぶらんこのようなものが喜びます。

・つぼす:休憩したり、卵を産んだりする場所です。

・とまり木:足場になる木。高い位置と低い位置に2本置いてください。

・水浴び用の容器:糞が入らないように、とまり木の真下には置かないでね。

さっそくお世話してみよう

ハクブンチョウのお世話の仕方

注意すること

写真/PIXTA
・強い刺激的な匂いで体調を崩すことがあります。香水やマニキュア、柔軟剤などは近くで使わないようにしましょう。

・部屋の中で飛ばすときは、逃げないように、窓が閉まっているか確認しよう。飛んだ後は、自分でケージに戻ります。
子どもと一緒に、楽しく育てられる生き物は、他にもいっぱい!

ぜひ、調べてみてください。
監修/今泉忠明 イラスト/下間文恵 構成/富岡ゆかこ

※このページの文鳥は全て、「ハクブンチョウ」を示します。
いまいずみ ただあき

今泉 忠明

Imaizumi Tadaaki
動物学者 日本動物科学研究所 所長

1944年生まれ。ほ乳動物学者。東京水産大学卒業後、国立科学博物館でほ乳類の分類を学ぶ。現在、静岡県伊東市にある「ねこの博物館」館長。...