
『星の王子さま』の生みの親、サン゠テグジュペリって?
パイロットとして空を旅し、世界中に物語を届けた人
2025.06.29
6月29日はサン゠テグジュペリの誕生日!

その作者、サン゠テグジュペリの誕生日が6月29日なんです。
サン゠テグジュペリは1900年にフランスの貴族の家に生まれ、大人になると、軍隊に入ってパイロットの資格をとりました。民間の航空会社でパイロットとして空を飛ぶかたわら、小説を書きはじめました。有名になったあとは、自家用飛行機で世界中を飛びまわっていました。
第二次世界大戦のさなか、アメリカに移り住み、ひとつの童話を書きました。それが、「星の王子さま」です。
書き終えると、軍隊に志願して、偵察飛行に出発したあと44歳で消息不明になりました。
『星の王子さま』

「お願い……。ヒツジの絵を描いて。」
サハラ砂漠のまんなかに飛行機で不時着した「ぼく」の目の前に、ふいにあらわれた男の子。それは、遠い星からやってきた小さな王子さまでした。
王子さまの話をきくうちに、「ぼく」、そしてこの本を読んだあなたにもわかるのです──かんじんなことは、目では見えないのだと。世界中の人が、大切に読みついできた、やさしい、しずかな物語。
青い鳥文庫には「星の王子さま」をはじめとする、読んでおきたい世界の名作がいっぱい!
ぜひ、たくさんの物語の世界にふれてみよう!