2026年の大河ドラマは「豊臣兄弟」が主役! 青い鳥文庫で戦国武将たちの物語を楽しもう!

2025年11月25日に『豊臣秀吉と秀長 天下をとった兄弟』が発売されるよ!

青い鳥文庫編集部

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2026年大河ドラマは、あの有名な豊臣秀吉と、その弟、秀長が主役です。

これまでに「豊臣秀吉」が主役となった作品は数あれど、弟、秀長に光が当たるのは初めて。

「弟がいなかったら、豊臣秀吉の天下取りはあり得なかった」ともいわれる名補佐、秀長。そんな豊臣兄弟の絆に、今まさに注目が集まっています。

そして2025年11月25日には、青い鳥文庫「戦国武将物語」シリーズ最新刊となる、『豊臣秀吉と秀長 天下をとった兄弟』が発売決定!

そのドラマチックな天下統一への物語をより楽しむために、すでに発売されている「戦国武将物語」シリーズから、特におすすめな4冊をご紹介します。

『豊臣秀吉 天下の夢』

農家の子から天下人へ! 兄、秀吉が歩んだ“はじまりの道”

作:小沢章友 絵:棚橋なもしろ
あらすじ

「ここではない。自分がいるべきところは、ここではない」幼いころから、そう思い続けていた秀吉は、自分の居場所を探して生まれた村を飛び出します。

苦労して各地を転々としながら、いろいろな知恵と力を手に入れた秀吉は、やがて「りっぱな武士になりたい」という夢を持ちます。

貧しい農家に生まれた秀吉が駆け抜けた、天下とりへの道を描いた物語です!
~豊臣秀吉ってこんな人~

戦国時代末期に尾張(今の愛知県)の国の足軽(身分のとても低い武士)の家に生まれ、貧しい生活を送っていた日吉(秀吉の幼名)。

「武士になりたい、なってやるぞ」という強い向上心をもち、どんどん行動していきました。

機転をきかせ、気の利いた行動で信長にどんどん気に入られ、名をあげていった秀吉。

のちに「人たらしの秀吉」として、どんなに気難しい相手でも、懐に入り込み、相手の心をつかんで武将たちを手なずけていきました。

『黒田官兵衛 天下一の軍師』

豊臣兄弟にとっての智将! 秀吉、秀長を支えた天才軍師の知略

作:小沢章友 絵:流石景
あらすじ

勝つほうは、勝つべくして勝ち、負けるほうは、負けるべくして負ける。勝ちも、負けも、それだけの理由がある……。

だとすれば、戦でいちばん大切なことは、「いかにすれば勝てるか、の作戦をたてること──」

知略に富んだ戦術で、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康を次々と勝利へ導いた、天才軍師・官兵衛。「負けない、裏切らない、命を無駄にしない」ことを大切にした生き様を描く感動作。
~黒田官兵衛ってこんな人~

刀をもって戦い、人に勝ちたいという欲はない。だけど、この乱世に自分の家を放っておくわけにはいかない。

天下をとるのではなく、天下をとらせる軍師になった官兵衛。

官兵衛の小寺家が織田信長についたときに、その取次役となった秀吉との初対面で、官兵衛は、親しみやすさのある秀吉の自然な褒めかたに感心しました。そして、いつかはこの人のもとにつくと思いました。

そして秀吉のもとにつき、その賢さで天下をとらせるも、あまりの力に警戒され、あまり褒美をもらえませんでした。しかし、秀吉は、警戒しながらも、官兵衛がいないとうまくいかないと信頼はしていました。

『織田信長 炎の生涯』

豊臣兄弟のキャリアの原点! あの織田信長のもとで磨かれた力

作:小沢章友 絵:棚橋なもしろ
あらすじ

──「燃えさかる炎のような自分」──

──「冷ややかで、沈着冷静な自分」──。

幼いころから、まったく逆のふたりの自分を心のなかに感じていた信長。成長後も、はげしい自分と冷静な自分を交互に感じながら、「天下統一」をめざし、ひたすら突き進みます。

信長がその先に見たものとは──。戦国武将のなかでも圧倒的に人気の高い信長の最高にカッコいい物語です。
~織田信長ってこんな人~

「うつけ者」と称され、はげしく、荒っぽい。そして冷酷で、現実的。あと一歩というところで天下をとれなかった信長。

そんな信長と秀吉の出会いは、信長21歳、秀吉18歳のことでした。馬に乗っていた信長に「草履とりにしてほしい」と頼んだ秀吉。そして草履とりになると、気を利かせて草履を温めておいたという話は有名です。

能力があり、自分に忠誠を誓う秀吉を信長はたいそう気に入り、どんどん出世させました。そして、仕えた信長亡き後、秀吉が天下をとったのでした。

『明智光秀 美しき知将』

豊臣兄弟の運命を変えた、「本能寺の変」の敵将

作:小沢章友 絵:kaworu
あらすじ

美濃(岐阜県)の明智家の当主・光秀は知将として聞こえ、すぐれた戦闘能力、政治力で、出世の階段を駆けのぼりました。

さまざまな難しい判断を正しくこなし、時の天下人・信長の家臣となります。しかし、信長の支配のスタイルに違和感を抱き続け、ついには大きな決断をする光秀。

彼が生涯こだわった「美しい生き方」とは、ほんとうに願ったのは何だったのかに迫る一作!
~明智光秀ってこんな人~

幼いころから、武道と学問にはげみ、立派な武士となった光秀。やがて織田信長の有力な家臣となり、力を発揮するも、その心には、いつも深い悲しみと憤りがあった。

同じ信長の家臣として、ライバルでもあった秀吉と光秀。光秀は、秀吉をきらっていました。秀吉が目配り、心配りがききすぎるのを警戒し、本心はわからないと思っていたのです。

そして、光秀は、本能寺の変を起こし、秀吉に攻められる運命をむかえました。

11月25日発売予定! 『豊臣秀吉と秀長 天下をとった兄弟』

作:小沢章友  絵:岩本ゼロゴ 
大河ドラマで注目! 天下人・豊臣秀吉の陰で、戦も政治も支え続けた実弟・豊臣秀長。

兄の家来として仕え始めた少年・小竹は、織田信長のもとで秀吉とともに戦に挑み、軍師と出会い、本能寺の変、明智光秀との決戦など激動の時代を兄弟で駆け抜けます。

やがて大坂城を築き、天下統一を成し遂げるまで、いつも兄のそばにいたのは秀長でした。

派手さはなくても、「いちばん信頼できる人」として歴史に名を残したその生き方は、きょうだいや自分の役割に悩む子どもたちの心にも、きっと響くはずです。
気になる本はありましたか?

戦国武将たちの波乱万丈な生き方をドラマチックに描いた「戦国武将物語」シリーズを、ぜひ楽しんでくださいね。
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