【日本一有名なねこのはなしを書いた文豪】2月9日は夏目漱石の誕生日!

『坊(ぼ)っちゃん』『吾輩(わがはい)は猫である』時代を越えて愛されているユニーク小説をまとめて紹介!

青い鳥文庫編集部

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みなさんは夏目漱石を知っていますか?

『坊(ぼ)っちゃん』『吾輩(わがはい)は猫である』といった作品の名前は知っている人も多いかもしれません。

夏目漱石は江戸時代の最後の年である1867年に生まれ、大正5年(1916年)に49歳で亡くなりました。

作家として有名な夏目漱石ですが、20代のころは教師をしていた時期もあったそうです。

そんな夏目漱石のユーモアあふれる作品は今も多くの人に愛され、中学校の教科書などに登場することも!

青い鳥文庫では、中学校教師が登場する『坊(ぼ)っちゃん』『吾輩(わがはい)は猫である』の2つを読むことができます。

ちょっぴり大人な読書をしてみませんか?

『坊っちゃん』

作:夏目漱石 編:福田清人 絵:にしけいこ

新人教師の「僕」が同僚(どうりょう)の先生につけるあだ名はおもしろいものばかりで、思わずクスッと笑ってしまうかも!

四国という、新しい土地で始まる「僕」の新人教師生活はどうなるのか?

気が短い「僕」はほかの先生やからかってくる生徒と喧嘩(けんか)せずに過ごせるのか?

しかも、はやみねかおる先生の人気作、『都会(まち)のトム&ソーヤ』でおなじみのにしけいこさんのすてきな挿絵(さしえ)がたくさん!

ぜひ挿絵にも注目して読んでみてください。
夏目漱石の名作が、新装版(しんそうばん)で登場! 痛快(つうかい)で爽快(そうかい)なユーモア小説!!

純情(じゅんじょう)な江戸っ子の坊っちゃんが東京から中学の先生として、はるばる四国へ。

坊っちゃんの新人教師生活は? 夏目漱石のユーモア小説の傑作(けっさく)!

現代仮名づかいに改め、表現に説明を加えたり、文章を省略したりするなどして、小・中学生に読みやすいよう変更を加えています。

『吾輩(わがはい)は猫である 上下』

作:夏目漱石 絵:佐野洋子

吾輩は猫である。名まえはまだない。

という有名な一文から始まるこの物語は、なんと猫目線で中学校教師である飼い主の生活を観察していきます。

今でも多くの人に愛される猫が、100年以上も前の作品で人間の言葉を理解し、まるで人間のように飼い主たちの人間関係について考える姿はなんともユニークです。

しかもこの猫はとってもかしこい!

たびたび難しい言葉も出てきますが、横に注釈(ちゅうしゃく)が書いてあるので、意味を確認しながら読みすすめることができます。

『100万回生きたねこ』で有名な佐野洋子さんのかわいいイラストがところどころに登場。

ぜひ、お気に入りのイラストを探しながら読んでみてください!
ユーモアの中に、人間の本質を描いた漱石のデビュー作。

中学の英語教師、珍野苦沙弥(ちんのくしゃみ)先生の家に何とか入り込んで、無事飼われることになった猫が、苦沙弥先生の家族や、家にやってくる友人を観察するお話です。

主人の家には、美学者(びがくしゃ)の迷亭(めいてい)、理学者(りがくしゃ)で先生の教え子の寒月(かんげつ)、哲学者(てつがくしゃ)の独仙(どくせん)、詩人(しじん)の東風(とうふう)など、ふうがわりな文化人たちがやってきては、役にたたないおしゃべりばかりをしているなあ、と猫は思っています。
今回紹介した本はどちらも夏目漱石らしいユーモアたっぷりの表現がたくさん出てきます!

夏目漱石の作品を読んだことがない人も、途中でやめちゃった人も、この機会にぜひ一度チャレンジしてみてください!
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