【今日は何の日?】8月29日は『青い鳥』の作者、メーテルリンクの誕生日!

「青い鳥文庫」の名前の原点ともいえる世界の名作『青い鳥』を紹介!

青い鳥文庫編集部

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100年以上愛されてきた世界の名作『青い鳥』!

8月29日はベルギー生まれの劇作家、詩人、随筆家のモーリス・メーテルリンクの誕生日。

1862年に生まれたメーテルリンクは、内気な性格で、ベルギーとフランスを行き来しながら暮らしていました。弁護士として働いていたこともあります。

そんなメーテルリンクの戯曲(ぎきょく:お芝居のための脚本のこと)『青い鳥』は1908年に発表されました。同年モスクワ芸術座で上演され、大好評を博します。

『青い鳥』は世界中で人気となり、メーテルリンクは1911年にノーベル文学賞を受賞しました。

青い鳥文庫と『青い鳥』

青い鳥文庫の本の最後のページには、こんな文章があるのを、知っていますか? (※実際にはすべての青い鳥文庫の巻末に印刷されています)
つまり、「青い鳥文庫」という名前は、この物語のように読者にとっての“幸せの青い鳥”になるような本を届けたいという願いからつけられたんです!

読者のみなさんはこれからも、青い鳥文庫で夢いっぱいの本の世界を楽しんでくださいね!

青い鳥文庫の名前の由来となった『青い鳥』は、もちろん青い鳥文庫でも読むことができます。

この本を日本語に訳してくれたのは、作家の江國香織(えくに かおり)さんです。「ふしぎで深い」といわれる『青い鳥』の世界を、今の子どもたちが楽しめるように、わかりやすく、やさしい言葉で訳してくれました。​

『青い鳥』

作:メーテルリンク  訳:江國香織  絵:高野文子 
「この世には、人間たちが考えているよりも、ずっとたくさんの“よろこび”たちが存在するの。でも、多くの人たちにはそれが見えないの。」

貧しいきこりの子、チルチルとミチルはクリスマス・イブの夜、ふしぎな妖精のおばあさんに「青い鳥を探しにいってくれ。」とたのまれました。こっそり家をぬけだして、光や水や火、パンや砂糖やミルク、犬や猫の精たちとともに幸福の青い鳥を探す旅に出ます。

おそろしいものが住む「夜の城」、二人をねらう木の精や動物たちのいる「月夜の森」、「幸福の館」、「未来の王国」へ。

はたして二人は、青い鳥を見つけることができるでしょうか。
\青い鳥文庫版『青い鳥』はこちらから/
青い鳥文庫にはこのほかにもワクワクするようなお話がいっぱい! ぜひあなたのお気に入りを見つけてね。

青い鳥文庫で読める「世界の名作」

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