

『かわいく(なく)てごめん お悩み相談BOOK』が4月発売!

巻末で人気の「読者のお悩み相談室」が、パワーアップして一冊の本になりました! その名も『かわいく(なく)てごめん お悩み相談BOOK』。
小中学生の読者のみなさんから編集部に届いたリアルなお悩みに、著者の小林深雪先生がじっくり向き合い、答えを考えてくれました。
ここでは、そんなお悩みの一部を特別にご紹介! 小林先生のアドバイスと一緒に、みんなで考えてみよう。
[連載第2回]

小林深雪
『泣いちゃいそうだよ』シリーズや『作家になりたい!』シリーズなど、数々の大人気シリーズを生み出してきた青い鳥文庫のレジェンド。
恋や友情、家族のこと……どんな気持ちにも寄り添う物語は、「まるで自分のことみたい!」とたくさんの読者の心をつかんでいます。
青い鳥文庫では、みんなの悩みにそっと寄り添い、優しく背中を押してくれる存在。小林先生の言葉が、あなたの心をちょっぴり軽くしてくれるはずです!
お悩み『LINEで仲間外れにされた』
人付き合いが下手で、コミュ障です。グループLINEがあるのですが、いつの間にかハブられていました。
「どうして?」と聞いたら、「空気、読めないよね?」と言われました。
わたし、なにか悪いことしちゃったのかな?
学校に行きたくないです。
(高1 ミッフィーさん)
小林先生「責任を感じる必要はない!」

スマホで毎日夜遅くまで、やり取りしている子は多いし、「既読になったら、すぐに返事しなきゃ」とか「やめ時がわからなくて宿題する時間がない」という子も多かったです。
スマホは便利だし楽しいけど、なかなか気も使うよね。でも、プレッシャーを感じるようになったら危険信号。
リアルで友達と会ったときに「やめる時間」などを相談して、自分たちでルールを決めるといいかも。
友達も同じように感じているかもしれないよ。
さて、このミッフィーさんのケース、グループLINEで一人だけを仲間はずれにするのは『いじめ』です。
LINE上だと、リアルよりもお手軽なので、やっている方の罪悪感が薄いのが、やっかいなところ。
もし、なにか気に入らないことがあったとしても、いじめるほうが圧倒的に悪いんだから、ミッフィーさんが責任を感じる必要はありません。
そして、学校に行きたくないくらい悩んでいるのなら、身近で信頼できる大人に相談する勇気も持ってね。
『いじめ』のことを先生や親に相談するのは、恥ずかしいことでも卑怯なことでも、ありません。
大人は人生の先輩として子どもの力になりたいと思っているよ(わたしも!)頼ってね。
『かわいく(なく)てごめん お悩み相談BOOK』は4月9日発売!
「女子だけど、女の子が好き」
「新学期になってから友だちができない」
「友達が他の子と仲良くしていると嫉妬してしまう」
「将来何がしたいのかわからない」
これらは編集部に実際に届いた、お悩みの一部。
そんなリアルなお悩みにひとつでも多く答えるべく、立ち上がった緊急企画「お悩み相談スペシャル」!
今回は「恋愛」「友だち」「将来」についての25個のお悩みに『かわいく(なく)てごめん』に登場する悩める中学生の鈴、がんちゃん、絵子と作者の小林深雪先生の4人が答えます。
「好きって何?」「付き合うって何?」という問いに本気で悩む鈴たちを描いた、『かわいく(なく)てごめん』の続編も収録。
誰にも言えない悩みを抱えるあなたに送る、読んだらきっと心が軽くなる1冊です!
『かわいく(なく)てごめん』第1巻も好評発売中!

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