私のパパ ウォルト・ディズニー

著:ダイアン・ディズニー・ミラー   文:ピート・マーティン   訳:上杉 隼人  

発売日 2010/12/02
価格 定価:本体1,400円(税別)
ISBN-13 9784062159647
判型 四六
ページ数 280ページ

ウォルト・ディズニーの長女ダイアンから見た、父親としてのウォルト。
彼女は6歳のとき、初めて自分の父親が「あのウォルト・ディズニーさん」だと知ったと言います。
数々の偉業を成し遂げた父を身近で見つめてきたからこその、心温まるエピソードが満載。
もしも自分のお父さんがウォルト・ディズニーのような人だったら・・・?
中高生にも読みやすい1冊です。

<編集者おすすめコメント>
ミッキーマウスやディズニーランドを創り出したことなど、仕事に関してウォルト・ディズニーの業績を記した伝記は数多くありますが、家庭人としてのウォルトについて記されたものは、ほとんどありません。
この本では、ウォルト・ディズニーの長女、ダイアン・ディズニーさんが、家庭人としての父親の姿について、いくつも愉快なエピソードを語っています。
例えば、ダイアンさんが、父親の仕事について何も知らない6歳の時に、学校の友達から父親が有名なウォルト・ディズニーだと聞かされ、家に帰って「パパは、ウォルト・ディズニーさんなの?」と聞いてウォルトが驚いたという話や、ディズニーランドがまだアイディア段階の時、ウォルトが、ティーンエイジャーを惹きつけるものにするため、「どんなものを入れたら、ダイアンぐらいの女の子は喜ぶかな?」と彼女に尋ね、「そんなの簡単よ! 男の子に決まってるじゃない!」とダイアンさんが答えたという、微笑ましい話もあります。このように、ウォルト・ディズニーの今まで知られていなかった家庭内での姿を、かいま見ることができる貴重な内容です。

【目次】 本書について  2 ウォルトを中心としたおもなディズニー家の人びと  6 ウォルトの活躍の舞台となったアメリカの街  7 お父さんの仕事  9 カンザスシティの新聞少年  20 大好きな蒸気機関車との出会い  29 赤十字の救急隊でパリに  33 失敗続きの映画づくり  50 いざ、ハリウッドへ!  78 ミッキーマウスの誕生  108 カラーアニメーションへの挑戦  140 初の長編アニメーション『白雪姫』  166 『ファンタジア』での新しい試み  186 スタジオに軍隊がやってきた  200 軍部からの依頼  212  自然ドキュメンタリーにも進出  218 ディズニーランドの開園  229 テレビ番組に出演  238 お父さんの目指すもの  248 訳者あとがき  268 本書に登場するディズニー映画作品一覧表  271

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角野 栄子
児童文学作家
1935年東京・深川生まれ。大学卒業後、出版社勤務を経て24歳からブラジルに2年滞在。その体験をもとに描いた『ルイジンニョ少年 ブラジルをたずねて』で、1970年作家デビュー。 代表作『魔女の宅急便』は舞台化、アニメーション・実写映画化された。産経児童出版文化賞、野間児童文芸賞、小学館文学賞等受賞多数。その他、「アッチ、コッチ、ソッチの小さなおばけ」シリーズ、『リンゴちゃん』『ズボン船長さんの話』。紫綬褒章、旭日小綬章を受章。2016年『トンネルの森 1945』で産経児童出版文化賞ニッポン放送賞、18年3月に児童文学の「小さなノーベル賞」といわれる国際アンデルセン賞作家賞を、日本人として3人目に受賞。 2023年には、江戸川区に「魔法の文学館」がオープンした。 写真提供:魔法の文学館 童話作家・角野栄子のオフィシャルサイト 魔法の文学館オフィシャルサイト
ナコ
イラストレーター
宮城県仙台市在住。イラストレーター。アパレル・キャラクターのデザイン会社にてグラフィックデザイナー・イラストレーターとして活躍後に、フリーに転身。現在は、書籍や雑誌、広告のイラストから企業キャラクターデザイン、エッセイ漫画執筆、雑貨やテキスタイルデザインも手がけている。ブログ、SNSでもエッセイ漫画を公開中。 【著書】「ナコさんちの頑張らない家事」(KADOKAWA) ▼webサイト▼ https://nfsn66.net/ ▼ブログ▼ https://ameblo.jp/nacomusud/ ▼instagram▼ naco.nfsn66 ▼Twitter▼ @nfsn66
佐野 洋子
絵本作家・エッセイスト
1938年6月28日中国・北京生まれ。武蔵野美術大学デザイン科卒業。 主な作品に『100万回生きたねこ』(講談社)、『おじさんのかさ』『おばけサーカス』(講談社・サンケイ児童出版文化賞推薦)、『すーちゃんとねこ』(こぐま社)、『わたしのぼうし』(ポプラ社・講談社出版文化賞絵本賞)、『だってだっての おばあさん』(フレーベル館)、『ねえ とうさん』(小学館・日本絵本賞/小学館児童出版文化賞)などの絵本や、童話『わたしが妹だったとき』(偕成社・新美南吉児童文学賞)、さらに『神も仏もありませぬ』(筑摩書房・小林秀雄賞)、『役にたたない日々』(朝日新聞出版)、『シズコさん』(新潮社)、『死ぬ気まんまん』(光文社)、『佐野洋子対談集 人生のきほん』(西原理恵子/リリー・フランキー 講談社) などのエッセイ、対談集も多数。 2003年紫綬褒章受章、2008年巌谷小波文芸賞受賞。2010年11月5日72歳で逝去。 ©︎ JIROCHO, Inc.               
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