大庭みな子の枕草子

著:大庭 みな子   解説:津本 信博  

発売日 2001/10/25
価格 定価:1,430円(本体1,300円)
ISBN-13 9784062545549
判型 四六
ページ数 304ページ

こんなにわかりやすいのなら、もっと早く読みたかった!
第一線で活躍する作家が手がけた古典現代語訳の決定版シリーズ!

清少納言の感性が、時を超え、よみがえる!
日本随筆文学の名作「枕草子」と現代文学の第一人者大庭みな子の出会い。読みやすい現代文に大庭風解説を加え、「枕草子」が新たな装いでよみがえります!

第一段 四季の美しさ ──春はあけぼの 第八段 中宮がお産のために ──大進生昌が家に 第九段 命婦のおとどという名のねこ ──うえにさぶらう御ねこは 第二三段 清涼殿のはなやかさ ──清涼殿の丑寅のすみの 第二四段 女の生き方 ──おいさきなく 第二五段 興ざめなものは ──すさまじきもの 第二八段 いやな、にくらしいもの ──にくきもの 第二九段 どきどきするもの ──こころときめきするもの 第三〇段 過ぎた日の恋しくなつかしいもの ──すぎにしかた恋しきもの 第三六段 七月のある朝のこと ──七月ばかりいみじうあつければ 第三七段 木にさく花は ──木の花は 第三九段 五月の節句のたのしさ ──節は五月にしく月はなし 第四〇段 花のさく木でなくても ──花の木ならぬは 第四一段 鳥は 第四二段 上品に美しいもの ──あてなるもの 第四三段 虫は 第五五段 牛つかいの男は ──牛飼いは 第五八、五九段 若い人、乳のみ児は ──若き人、ちごどもなど 第六一段 滝は 第六二段 川は 第六三段 男のあじけなさ ──あかつきに帰らん人は 第六五段 里は 第六六段 草は 第六七段 草の花は 第七〇段 気がかりなもの ──おぼつかなきもの 第七一段 くらべようもないもの ──たとしえなきもの 第七五段 めったにないめずらしいもの ──ありがたきもの 第七六段 細殿にゆきかう人々 ──内裏の局、細殿いみじうおかし 第八二段 頭の中将、藤原斉信さま ──頭の中将の、すずろなるそらごとを 第八四段 橘則光とのこと ──里にまかでたるに 第八七段 宮さまが中宮職のお役所に仮住まいなさっていたころ ──職の御曹司におわしますころ、西の廂にて 第八八段 すてきなもの ──めでたきもの 第九〇段 はなやかな五節の舞姫 ──宮の五節いださせたもうに 第九三段 無名という名の琵琶 ──無名という琵琶の御琴を 第九五段 むしゃくしゃするもの ──ねたきもの 第九六段 気はずかしいもの ──かたはらいたきもの 他

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角野 栄子
児童文学作家
1935年東京・深川生まれ。大学卒業後、出版社勤務を経て24歳からブラジルに2年滞在。その体験をもとに描いた『ルイジンニョ少年 ブラジルをたずねて』で、1970年作家デビュー。 代表作『魔女の宅急便』は舞台化、アニメーション・実写映画化された。産経児童出版文化賞、野間児童文芸賞、小学館文学賞等受賞多数。その他、「アッチ、コッチ、ソッチの小さなおばけ」シリーズ、『リンゴちゃん』『ズボン船長さんの話』。紫綬褒章、旭日小綬章を受章。2016年『トンネルの森 1945』で産経児童出版文化賞ニッポン放送賞、18年3月に児童文学の「小さなノーベル賞」といわれる国際アンデルセン賞作家賞を、日本人として3人目に受賞。 2023年には、江戸川区に「魔法の文学館」がオープンした。 写真提供:魔法の文学館 童話作家・角野栄子のオフィシャルサイト 魔法の文学館オフィシャルサイト
ナコ
イラストレーター
宮城県仙台市在住。イラストレーター。アパレル・キャラクターのデザイン会社にてグラフィックデザイナー・イラストレーターとして活躍後に、フリーに転身。現在は、書籍や雑誌、広告のイラストから企業キャラクターデザイン、エッセイ漫画執筆、雑貨やテキスタイルデザインも手がけている。ブログ、SNSでもエッセイ漫画を公開中。 【著書】「ナコさんちの頑張らない家事」(KADOKAWA) ▼webサイト▼ https://nfsn66.net/ ▼ブログ▼ https://ameblo.jp/nacomusud/ ▼instagram▼ naco.nfsn66 ▼Twitter▼ @nfsn66
佐野 洋子
絵本作家・エッセイスト
1938年6月28日中国・北京生まれ。武蔵野美術大学デザイン科卒業。 主な作品に『100万回生きたねこ』(講談社)、『おじさんのかさ』『おばけサーカス』(講談社・サンケイ児童出版文化賞推薦)、『すーちゃんとねこ』(こぐま社)、『わたしのぼうし』(ポプラ社・講談社出版文化賞絵本賞)、『だってだっての おばあさん』(フレーベル館)、『ねえ とうさん』(小学館・日本絵本賞/小学館児童出版文化賞)などの絵本や、童話『わたしが妹だったとき』(偕成社・新美南吉児童文学賞)、さらに『神も仏もありませぬ』(筑摩書房・小林秀雄賞)、『役にたたない日々』(朝日新聞出版)、『シズコさん』(新潮社)、『死ぬ気まんまん』(光文社)、『佐野洋子対談集 人生のきほん』(西原理恵子/リリー・フランキー 講談社) などのエッセイ、対談集も多数。 2003年紫綬褒章受章、2008年巌谷小波文芸賞受賞。2010年11月5日72歳で逝去。 ©︎ JIROCHO, Inc.               
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