おれたちのD(デマンド)&S(サプライ)
著:須藤 靖貴
発売日 | 2017/10/03 |
---|---|
価格 | 定価:1,540円(本体1,400円) |
ISBN-13 | 9784062832465 |
判型 | 四六 |
ページ数 | 258ページ |
花の木小6年2組、鬼沢ひとみ。ニックネームはヒットン。秋の運動会を楽しみにしていたのに、足首をねんざしてしまい、新聞委員会のメンバーとして学校新聞の「取材に走る」ことに。「えがおいっぱい」――校舎の窓ガラスに、スローガンが大きく貼りだされるなか、花の木小の運動会が始まった。そして昼休み、事件発生! 「ねえ、見て見て! 『えがおいっぱい』のスローガン、いつの間にかすごい言葉に変わってる……」
花の木小学校6年2組、鬼沢ひとみ。ニックネームはヒットン。秋の運動会を楽しみにしていたのに、足首をねんざしちゃって全治2か月。6年連続リレーの選手の夢は、あえなく散ってしまいました。
そんなヒットン、リレーのメンバーに選ばれて「トラックを走る」ことはできなくなったけれど、新聞委員会のメンバーとして、「花の木小新聞」の記事を書くために「取材に走る」ことに。
運動会は、赤・青・緑の3色にわかれて優勝を競います。ヒットンは、ひょうきん者のダッチュ、勉強ができるけど協調性のないおデブのエガワたちといっしょの緑組です。
新聞委員会のヒットンたちは、練習のようすやリレー選手の意気込みを取材し、校長先生や地域の人たちにインタビューをして、「花の木小新聞運動会直前号」をつくりました。するとこれが大好評で、「運動会結果発表号」もがんばろう! と気持ちが高まるのでした。
そしてむかえた運動会の当日。「えがおいっぱい」――校舎の窓ガラスに、スローガンが大きく貼りだされるなか、花の木小の運動会が始まります。子どもたちの家族や近所の人たちも大勢応援にやってきて、校庭はまさに「えがおいっぱい」の花の木小です。
午前中の種目は無事終了。午後は注目の「組み体操」と「高学年色別対抗リレー」が待ってるね、なんて話しながら家族でお弁当を食べているとき、事件発生です!
「ねえ、見て見て! 『えがおいっぱい』のスローガン、いつの間にか、すごいことばに変わってるよ……」
第1章 夏から秋へ わたしが走れない ヒットン、ガンバ! となりのダッチュ 新聞委員会 ヨネ校長インタビュー 準備することのすばらしさ おじいちゃんは魔法使い 組分け百メートル走 スタコラサッサッサのサー 協力の気持ち 世界にひとつしかないチームなのに 北風と太陽 バカはわたし ダッチュ組、だいじょうぶ? ガラスの花びん 新聞ができた! 第2章 秋の大運動会 えがおいっぱい 昼休みの事件 バトンをうけとる ヒットン応援団長 反則とペナルティ コワくてしかたない 燃えろ! 色別対抗リレー もとにもどった 第3章 秋、冬、そして春 運動会の神さま 雨の体育館 がまん 最高のチーム 節分の報告 ふたつの「わ」 チャイムが鳴る
著:須藤 靖貴
著:須藤 靖貴
3年7組食物調理科の30人は毎日料理に明け暮れる高校生。熱くておいしくてほろ苦い、一風変わった青春を描く小説。
著:須藤 靖貴
苦しみながら甲子園初出場を果たした大代台に与えられた舞台は、開会式直後の第1試合だった。レブンは剛速球をどまんなかに投げる!
著:須藤 靖貴
大代台ナインを、続々と大ピンチが襲う! 初の関東大会出場を果たすも、緒戦敗退。帰路のバスで、監督が突如辞任を発表!?
著:須藤 靖貴
大代台高野球部に快速球の新人ピッチャー、レブンこと青居礼文が入ってきた。甲子園に行ける! 力をつけて臨んだ県大会の行方は!?
著:須藤 靖貴
読めば読むほど小説が書きたくなる、文章がうまくなる。そして、人の気持ちが分かるようになる。――アタマとココロの新・実用小説!
著:須藤 靖貴
相撲なんて1ミリも興味のない治は中卒で相撲部屋に入った。何者でもない少年が、からだごとぶつかる青春記!
作:須藤 靖貴 絵:大矢 正和
柔道でたいせつな3つのことって、なんだ? 柔道にとりくむ小3のかずとが、自分で考えた答えとは? 柔道の楽しさを伝える物語!