西遊記

著:呉 承恩   訳・解説:君島 久子  

発売日 2011/03/18
価格 定価:1,540円(本体1,400円)
ISBN-13 9784062835732
判型 四六
ページ数 362ページ

聖僧と三人の珍妙な弟子が教典を求めて天竺に旅立った
「見ろよ。おれのきん斗雲はひとっ飛び十万八千里だ。」悟空の術が、たび重なるピンチを救う!
冒険、正義、愛情、涙と笑い――世界の名作にドキドキ、ワクワク

唐の時代の聖僧、玄奘三蔵と三人の弟子、孫悟空・猪八戒・沙悟浄と口のきける白馬。このおかしな一行が、行くさきざきで魔物や妖怪と戦いながら、はるばる西域を通り天竺にたどりつき、尊い経を取って帰る……とくに悟空のひと飛び十万八千里のきん斗雲の術や如意棒ふるっての大活躍は、ほぼ千年もの昔から今まで、多くの人々の心を捉えて離しません。三蔵法師の取経の史実をもとに、空想の翼を果てしなくひろげたスケールの大きな『西遊記』は、世界中の子どもと大人のための大ロマンなのです。

<目次より>
第一章
 石ざる誕生
 きん斗雲の術、ひと飛び十万八千里
 龍王からうばった如意棒
 馬飼いの位とは失敬な
 蟠桃園で大あばれ
 天兵との化けくらべ
 世界の果ても釈迦の手のひら
第二章
 観音さまの旅
 三蔵法師の旅立ち
第三章
 五行山からとびだしたさる
 痛い金の輪
 谷川の龍、白馬となる
(以下略)

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角野 栄子
児童文学作家
1935年東京・深川生まれ。大学卒業後、出版社勤務を経て24歳からブラジルに2年滞在。その体験をもとに描いた『ルイジンニョ少年 ブラジルをたずねて』で、1970年作家デビュー。 代表作『魔女の宅急便』は舞台化、アニメーション・実写映画化された。産経児童出版文化賞、野間児童文芸賞、小学館文学賞等受賞多数。その他、「アッチ、コッチ、ソッチの小さなおばけ」シリーズ、『リンゴちゃん』『ズボン船長さんの話』。紫綬褒章、旭日小綬章を受章。2016年『トンネルの森 1945』で産経児童出版文化賞ニッポン放送賞、18年3月に児童文学の「小さなノーベル賞」といわれる国際アンデルセン賞作家賞を、日本人として3人目に受賞。 2023年には、江戸川区に「魔法の文学館」がオープンした。 写真提供:魔法の文学館 童話作家・角野栄子のオフィシャルサイト 魔法の文学館オフィシャルサイト
ナコ
イラストレーター
宮城県仙台市在住。イラストレーター。アパレル・キャラクターのデザイン会社にてグラフィックデザイナー・イラストレーターとして活躍後に、フリーに転身。現在は、書籍や雑誌、広告のイラストから企業キャラクターデザイン、エッセイ漫画執筆、雑貨やテキスタイルデザインも手がけている。ブログ、SNSでもエッセイ漫画を公開中。 【著書】「ナコさんちの頑張らない家事」(KADOKAWA) ▼webサイト▼ https://nfsn66.net/ ▼ブログ▼ https://ameblo.jp/nacomusud/ ▼instagram▼ naco.nfsn66 ▼Twitter▼ @nfsn66
佐野 洋子
絵本作家・エッセイスト
1938年6月28日中国・北京生まれ。武蔵野美術大学デザイン科卒業。 主な作品に『100万回生きたねこ』(講談社)、『おじさんのかさ』『おばけサーカス』(講談社・サンケイ児童出版文化賞推薦)、『すーちゃんとねこ』(こぐま社)、『わたしのぼうし』(ポプラ社・講談社出版文化賞絵本賞)、『だってだっての おばあさん』(フレーベル館)、『ねえ とうさん』(小学館・日本絵本賞/小学館児童出版文化賞)などの絵本や、童話『わたしが妹だったとき』(偕成社・新美南吉児童文学賞)、さらに『神も仏もありませぬ』(筑摩書房・小林秀雄賞)、『役にたたない日々』(朝日新聞出版)、『シズコさん』(新潮社)、『死ぬ気まんまん』(光文社)、『佐野洋子対談集 人生のきほん』(西原理恵子/リリー・フランキー 講談社) などのエッセイ、対談集も多数。 2003年紫綬褒章受章、2008年巌谷小波文芸賞受賞。2010年11月5日72歳で逝去。 ©︎ JIROCHO, Inc.               
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