『お庭番デイズ  逢沢学園女子寮日記 上』

著:有沢 佳映

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発売日 2020/07/16
価格 定価:1,650円(本体1,500円)
ISBN-13 9784065197004
判型 四六
ページ数 306ページ

女子寮入り口の石碑に彫ってある文字は『ピープル・ヘルプ・ザ・ピープル』。人が人を助ける。人生ギブアンドテイク。それが逢沢学園女子寮のモットー!
「三バカとは世を忍ぶ仮の姿、彼女たちには重要な任務が・・・中略・・・人助けは寮生みんなでやりますが、問題解決にはまず、情報収集が大事です。偵察隊ですね。逢沢学園女子寮では代々、この役目は、お庭番と呼ばれてます。」
『アナザー修学旅行』で講談社児童文学新人賞、『かさねちゃんできいてみな』で椋鳩十児童文学賞、日本児童文学者協会新人賞をダブル受賞した、有沢佳映氏、7年ぶり待望の第3作目は上下巻、計680ページ!登場人物70人超!

もくじ
1章 悪あがきの二学期デビュー
2章 恋に落ちたら


逢沢学園女子寮の朝は、鉄琴のチャイムと(BGMとしての)ラジオ体操から始まる。

 六時半まで、あと十秒。
恭緒が寮内放送のスイッチに指を置いてうなずいたのを合図に、わたしは足元で体育座りのまま寝てる侑名のお尻をスリッパで押しのけて、鉄琴のバチをかまえた。
『キンコンカンコーン』
 コーンの余韻のとこで息を吸いこんで、マイクに向かう。
『おはようございます。起床の時間になりました。みなさん担当の掃除場所へ向かってください。今日も一日元気に頑張りましょう』
 よっし、噛まないで言えた!──本文より。

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