ブルーラインから、はるか
作:林 けんじろう 絵:坂内 拓
なまいきな後輩サイクリストと、ぼろぼろのママチャリと。夏を駆け抜ける、青春ロードノベル! 第25回ちゅうでん児童文学賞受賞作
発売日 | 2022/08/25 |
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価格 | 定価:1,540円(本体1,400円) |
ISBN-13 | 9784065287712 |
判型 | 四六 |
ページ数 | 208ページ |
第62回講談社児童文学新人賞佳作受賞作、待望の書籍化!
●主な内容
広島県尾道市に住むイルキは、親戚から"イルちゃんは、せいちゃんにひっつきもっつき(人にべったりくっついて離れない)じゃのう"と言われる中学一年生。
しかし大好きないとこのせいちゃんは、多発性硬化症という難病にかかっており、体だけでなく心も弱っていた。
そんなせいちゃんがある日、「映画が観たいのう」とぽつりと漏らす。だがせいちゃんは、頑なに映画のタイトルを言おうとしない。
せいちゃんの望みをかなえてあげたいが、しかし──もやもやを抱えたイルキは、大阪出身の大人びた同級生・ハジメと知り合う。
ハジメの力を借りて、どうやらその映画はせいちゃんが大学時代に作っていたものではないかと突き止めるイルキ。
しかもその映画はいま、京都で上映しているらしい。
少ない軍資金。何やら事情があるらしい同級生。不安と期待を抱えた二人の、京都までの旅が始まる!
作:林 けんじろう 絵:坂内 拓
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転校生の鞍森杏(くらもりあん)は不思議な女の子で…。水族館の幽霊、かまいたち事件をめぐり、物思う少年・翔の、冬のものがたり
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目に見えるものだけが、本当のものとはかぎらない。同級生のレアカード紛失事件や不審火をめぐり、物思う少年・翔の、秋のものがたり