
こえてくる者たち 翔の四季 冬
作:斉藤 洋 絵:いとう あつき
転校生の鞍森杏(くらもりあん)は不思議な女の子で…。水族館の幽霊、かまいたち事件をめぐり、物思う少年・翔の、冬のものがたり
電子あり
試し読み
発売日 | 2022/09/28 |
---|---|
価格 | 定価:1,540円(本体1,400円) |
ISBN-13 | 9784065287705 |
判型 | 四六 |
ページ数 | 176ページ |
『ルドルフとイッパイアッテナ』シリーズでおなじみ斉藤洋が贈る、「翔の四季」シリーズの第二作。少年・翔の四季を通して描かれる目に見えるものと目に見えないもの、見えるものと聞こえるものの交差点。
翔の家の近くで、明け方に火事が起こった。しかしそれは、犯人がつかまらないまま不審火として処理されてしまう。
同じ時期に、同級生が学校に持ってきていたレアカードがなくなる事件が起こる。その犯人は意外な人で……。
翔は、「目に見えるものだけが真実とはかぎらない」ことを知り、明け方の火事に思いをめぐらせる。