木彫り作家キボリノコンノ×累計1500万部の絵本編集者が贈る初の赤ちゃん絵本『まーるちゃん ふ~』誕生の秘密とは?

『だるまさんが』の編集者が惚れ込んだ才能! (2/5) 1ページ目に戻る

ライター:小川 聖子

──まずは、新作絵本『まーるちゃん ふ~』の着想や、制作のきっかけから教えてください。

キボリノコンノ(以下、コンノ):この本は、最初に編集者の沖本さんからお声がけいただいたのがきっかけでした。

沖本敦子さん(以下、沖本):私は、当時たまたま英語の勉強で読んでいた読売新聞のインタビュー記事、ジャパンニュースで、キボリノコンノさんを知ったんです。

「作品で人の驚きや喜びを引き出すことで、コミュニケーションが生まれることが嬉しい」といったことを話されていて、「あ、かがくいひろしさんと同じことを言っている!」と嬉しくなって。

累計1000万部を超える赤ちゃん絵本「だるまさんシリーズ」を作ったかがくいさんは、絵本をコミュニケーション発生装置のように捉えていた方。

そんなかがくいさんと、キボリノコンノさんの創造性がリンクするように思えて。「こういうマインドの人が、絵本の世界に来てくれたら、絶対にいいことがある!」と直感して、すぐにご連絡しました。

コンノ:初めてお会いしたときは、どんな絵本を作るのかも決まっていなくて。カフェで「これからどんなことをやっていきたいですか?」と聞かれ、「これまでは木彫りで食べ物をそっくりに作って驚かせてきたけれど、今度は透明に見えるものを作ったり、硬い木が柔らかくねじれたり溶けたりする変化を面白く表現してみたい」とお話ししたんです。

沖本:その話を聞いて、親子のスキンシップやコミュニケーションを生む「赤ちゃん絵本」をコンノさんの感性で作ってもらったら、よいものができそう!と思いました。

コンノさんは「ものを作るのが得意」「先回りして調べずに、自力で作り方を発見するのが面白い」と生き生きと話されていて、未知のことにも果敢に取り組める方なんだなと。

「赤ちゃん絵本」「キャラクター」という新しい挑戦も楽しんでくれそうだなと思いました。

まーるちゃん ふ~

まーるちゃん ふ~

キボリノコンノ(作)

発売日:2026/10/21

価格:本体1400円(税別)

手を動かしながら、オリジナルの「かわいい」を発見していく

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