
【独自インタビュー】これで本当に虫歯ゼロの子に育った! 「はみがきを嫌がらない方法は?」「虫歯になりやすい食べ物は?」現役小児歯科医が解説
大切な子どもの歯を守るために、今すぐ親ができることとは? (4/4) 1ページ目に戻る
2026.06.04
みがき残しを防ぐ正しいはみがきの方法とは?
小学校高学年まで仕上げみがきを続けたという尾高先生。やはり、虫歯予防に正しいはみがきは欠かせません。
尾高先生に、正しいはみがきの方法をお聞きしました。
「大人もやりがちですが、大きく動かして複数の歯を一度にみがくと、みがき残しが生まれる原因になります。たとえば奥の歯から始める、とスタートを決めて、奥から1本ずつみがきましょう」
歯は平らではなく曲線でできているので、くぼんでいるところに歯ブラシを届かせる意識が大切です。1本の歯に対して何回も手を動かしながら、丁寧にみがくといいですね。
はみがきタイムを親も子も笑顔で過ごすために
はみがきが大切なことだとわかっていても、始めたばかりのころは嫌がるケースも多く、親としては億劫になってしまうもの。子どもがはみがき嫌いにならないためにできることはあるのでしょうか?
「小児歯科で昔から言われていることですが、ママやパパって、虫歯にするわけにいかないと思ってとても怖い顔をしていることが多いんですよ。その顔が、子どもにとっては怖いんじゃないかな」
考えてみれば、普段やさしい身近な大人が、突然怖い顔でやってきて無理やり口に何かを入れてきたら恐ろしいはずです。はみがきの時間が苦痛になってしまうのも無理はありません。
「ママやパパのやさしい声や嬉しそうな声は、子どもも知っています。その声で、『気持ちいいね』『歯がきれいになったね』と、言葉をかけながら行うことが大切です。
でも、実際はそうは言っていられないことも知っています。私自身、昔は子どもに『早くして』とよく言っていました。今では後悔しているんですけど。もっと笑ってあげればよかったな、私の怒った顔しか覚えていないだろうなって。
育児書どおりにいかないのが現実ですが、怖い顔はやっぱり怖い。少し大きくなってきたら、簡単にカレンダーなどを使って〈はみがき頑張り表〉を作るのもひとつの工夫です。『よくできたね』と毎日シールを貼っていけば、きっと子どもも楽しいはず。ちょっとした楽しみを作ることがポイントですね」
本来は、食べたらみがくのが基本。でも、小さい子どもはご飯を食べている途中で寝てしまうこともあるじゃないですか。ときには、『まあ、しょうがない』と思う日があってもいいんじゃないかな。もちろん、それが毎日になると困るんですが。完璧であることに必死になると、ママやパパにとっても、子どもにとってもよくない気がします。
今まさに子育てをされているママパパには、気持ちを楽に持ってほしいなと思います。そして、『虫歯がないか診てもらおう』と、歯医者にも気軽に来てもらえたらいいですね。
歯のケアについて正しい知識を持っていても、それを無理にわが子へ押し付けてこなかった尾高先生。あくまでも、「指導内容どおりにしたらどうなるか」と、試してみる姿勢で取り組まれていたように感じられます。
体質などによっても、虫歯になりやすい人とそうでない人はわかれます。「この方法で、必ず子どもの歯に虫歯を作らない!」と結果までコントロールしようとするのではなく、できることに取り組んで、その先の結果は「見届ける」という姿勢が大切なのかもしれません。
「はみがきは楽しい!」を絵本からはじめる方法も
はみがき自体にネガティブなイメージを持たないことは、歯の健康を守るために大切なファーストステップ。はみがきに親しむ方法として、絵本を活用するのはいかがでしょうか。
『スティッチと やって みよう はみがき できた? ミラーつき(ディズニーブックス)』は、はみがきに初挑戦するスティッチの様子を楽しく描いた絵本。はみがき前の読み聞かせにぴったりです。最後のページにはぴかぴかミラーがついているので、自分の歯を映すことができますよ。























海外キャラクター編集チーム
講談社 海外キャラクター編集チーム。 ディズニーのゴールド絵本や書籍、東京ディズニーリゾートガイドブックを中心にジブリなど「おもしろくてタメになる」書籍を刊行中! Twitter : @KODANSHA_dish Instagram : @kaigai.character_kodansha
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