いろいろなお魚に目を向ければ「食の多様性」が広がる
日本には約4500種ものお魚がいますが、そのうち普段よく食べられているお魚は、サケやサンマなど、わずか20~30種ほど。それ以外のお魚の多くは、低利用魚・未利用魚なのが現状です。さかなクンは、それではもったいない、おいしいお魚がたくさんいることを知ってほしいと訴えます。
いろいろなお魚に目を向ければ、食の多様性が広がり、輸入に頼らなくても十分においしいお魚が食べられて、日本の食糧自給率アップにもつながります。ほかにも、漁師さんをはじめ、漁業に携わる人たちが豊かになるなど、メリットがたくさん。お魚をいつでも食べられるのが当たり前だと、つい感謝を忘れてしまいがちですが、「お魚さん、ありがとう」「漁師さん、ありがとう」という気持ちを持っていると、お魚を食べられる喜びも大きくなると、さかなクンは教えてくれました。
「高級魚」「低利用魚」など、私たち人間が勝手に呼んでいるけれど、“お魚はみんな平等”。それぞれの魅力や特徴を知れば、どんなお魚も愛おしくなるというさかなクン。子どもたちは、そんなさかなクンの想いをしっかりと受け止めているようでした。
豊洲市場「夢市楽座」の見学も!
この日は、ほかにも豊洲市場内にある「夢市楽座」を見学。神奈川・小田原の漁港から届いたウツボやシイラ、規格外の小さなタイなど、低利用魚に触らせてもらいました。
店頭には、めずらしい生メカジキやマグロ、ヒラメなど、産地から直送された新鮮なお魚や海の幸が並び、保護者と一緒にお買い物を楽しむ子どもたちの姿も見られました。
今回のワークショップでは、さかなクンと識者によるお話とともに、実際に調理し食べることで、低利用魚やギョ食についての知識を深めた子どもたち。おいしいのに食べられていないお魚がたくさんいることを知り、「低利用魚のことを知らない人に伝えたい!」と力強く語る姿が印象的でした。次回のワークショップは、11月上旬に開催予定です。
取材・文/星野 早百合



































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