地震が起きて、もし火事になったら
動き出すのは揺れが完全に収まってから。自分のまわりに倒れているものや、落ちてきたものがないかを確認しましょう。もし火事になってしまったら、煙を吸わないように姿勢を低くして、手を壁に添わせながら進みましょう。
えどまどかさん
「もし火事が起きてしまい、煙がある中を避難する時は、少しでも煙を吸わないようハンカチやタオルで口と鼻をおおいましょう。片方の手を壁に添わせながら進むことで、一定方向に進むことができます。」
⚫︎学校や幼稚園では…
先生や大人の指示に従いましょう。
⚫︎家では…
・地震の後は、衝撃で割れたガラスの破片などが散乱している場合があるので、靴やスリッパなどをはくようにしましょう。
・身を守るため、多少暑くても長袖や長ズボン、手袋等を着用しましょう。
⚫︎通学路や外では…
・道路上に倒れているもの、落ちてきたもの、さらに地面のひび割れ、段差、切れて垂れ下がっている電線、地面から噴き出す水がないか、周囲をよく観察しましょう。
・エレベーターは使わないように。停電や揺れにより閉じ込められる危険があります。
※エレベーターの中で地震を感じた時は、すべての階のボタンを押して、扉が開いた階ですばやく降りるようにしましょう。万が一、エレベーターの中に閉じ込められてしまったら、通報ボタンを押して外の人と連絡を とるか、大きな声で助けを求めましょう。
避難する際の合言葉「お・か・し・も」を守ろう
避難の合言葉「お・か・し・も」、大人のみなさんも覚えているでしょうか。学校で習うこの言葉、実は家庭での避難でもとっても大切! 地域によっては、「お・は・し・も」などの言い方がありますが、内容は同じ。子どもたちには「『お』はなんだっけ?」と質問し、いつでも思い出せるようにしておきましょう。
⚫︎「お」=「おさない」
押すと押された人が倒れ、倒れた人につまずいて、また次の人が倒れてしまいます。 廊下や階段ではさらに大きな事故につながる恐れがあるので、急いでも前の人を押さないようにしましょう。
⚫︎「か」=「かけない」
走らないことを「かけない」といいます。 素早く避難しなくてはいけませんが、走って転ぶ人がいると危険です。
(「お・は・し・も」の場合は、「は」=「はしらない」)
⚫︎「し=「しゃべらない」
近くの人同士でしゃべっていると、大切な指示や放送が聞こえなくなってしまうことがあります。
⚫︎「も」=「もどらない」
災害時は刻一刻と状況が変化します。忘れ物があったとしても、決してもとの場所へ戻ってはいけません。煙が増えていたり、火が燃え広がっている場合があります。
「家具転対策(かぐてんたいさく)」が合言葉!災害に強い部屋を作ろう
ここまで災害が起こったときの行動を見てきましたが、次は災害が「起こる前」の部屋づくりを考えます。東京消防庁が提唱する「家具転対策(かぐてんたいさく)」、今日から一カ所ずつチェックしてみませんか。
えどまどかさん
「私たち東京消防庁が防災のために推進しているのが、『家具類の転倒・落下・移動防止対策=家具転対策(かぐてんたいさく)』です。生活空間にある家具をできる限り減らす、置き方を工夫する、その上で固定する、という3つのステップで災害に強い部屋は作れます。」
(画像/東京消防庁WEBサイトより)
⚫︎寝る場所、座る場所にはなるべく家具を置かない
寝ている時の地震で、家具が倒れてきたら大変! 万が一のときも直撃しない配置を考えましょう。
⚫︎扉の近くに家具を置かない
避難の妨げにならないよう、倒れた時に扉をふさぐ恐れのある場所への家具の設置は避けましょう。
⚫︎重いものは上に置かない
上から重いものが落ちてくると危険です。また、重いものが下にあるほうが棚などの家具の安定性が増します。
⚫︎家具転対策器具を利用して
家具や家電製品を置く場合は、器具で壁等に固定して、転倒や落下、移動を防ぎましょう。L型金具やつっぱり棒を使った固定が代表的ですが、テレビや食器棚の扉を固定する器具のほか、賃貸でも使える、壁や家具類を傷つけないタイプなど、さまざまなものがあるので検討してみてください。
(グラフ/東京消防庁WEBサイトより)
えどまどかさん
「発災時にけがをしないためにも、家具転対策をして欲しいと思います。さらにもうひとつ、各家庭に準備して欲しいのが『マイ消火器』!」
(写真/東京消防庁WEBサイトより)
えどまどかさん
「火災は天井に火が届くまでの初期消火が最も重要です。マンションやアパートでは廊下などの共用部に備えられている場合もありますが、マイ消火器をご自宅に備えることで、より早く消火することができます。消火器には、軽量でコンパクトな住宅用消火器もあり、力のない女性や高齢者でも簡単に持ち運ぶことができます。」
「消火器は、ホームセンターや防災用品取扱店、インターネットショッピングなど、身近なお店で手に入りますので、大切な家族の命を守るため、ぜひ今日からでも対策に取り組んでいただきたいと思います」
防災は「怖がること」ではなく「備えること」。家族団欒の時間にでも「地震が来たら、どんなポーズをするんだっけ?」とお子さんとクイズ形式で話してみてください。そんな会話がいざというときの大きな安心につながります。
小さな子どもにとって、覚えるのが難しい災害時の正しい行動も、歌なら自然と身につくもの。ボンボンアカデミーでは、今回の取材でお話を伺った知識を取り入れた『防災ソング』を東京消防庁の協力のもとに制作、「ぼうさい!もしものそなえうた」として動画を配信しています。
♪ぼうさい!もしものそなえうた〈東京消防庁×コクリコ×ボンボンアカデミー〉
防災ソング「ぼうさい!もしものそなえうた」は、ボンボンアカデミーにて配信中です!
なる
「地震や火災があった時は、パッとこの曲の歌詞を思い出せるように、親しみやすいメロディや歌詞を意識して作りました。ぜひ見てみてね!」
いっちー
「まずはあわてず、まわりを見て、自分の身を守る行動を!小さなお子様にもわかりやすく伝わるよう表現しています。いっぱい歌って、ぜひ覚えてね!」
親子で一緒に口ずさんだり、ダンスを真似したり。遊びの延長として、「防災知識」をマスターするための習慣に取り入れてみてくださいね。
もっと詳しく知りたくなったら、東京消防庁のウェブサイトや公式YouTubeもおすすめ。きっと「日頃の備え」の心強い味方になってくれるはずです!
取材・文/小川聖子
撮影/市谷明美
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取材・文/小川聖子
撮影/市谷明美
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小川 聖子
東京都出身。アパレル系企業に勤務したのちライターに。雑誌やWeb系メディアにてファッション関連記事や人物インタビュー、読み物記事の構成や執筆を行う。長男はついに成人、次男は中学生に。1日の終わりに飲むハイボールが毎日の楽しみ。
東京都出身。アパレル系企業に勤務したのちライターに。雑誌やWeb系メディアにてファッション関連記事や人物インタビュー、読み物記事の構成や執筆を行う。長男はついに成人、次男は中学生に。1日の終わりに飲むハイボールが毎日の楽しみ。


































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