2023年の受験はこれが出る!? 児童文学大予想!

首都圏中学受験塾の教室長が教える、入試に出題される本の特徴 3選

受験のための「読書」より、大切なこと

読書とは本来入試に出るから読むものではありません。嫌がる子どもに無理やり読ませると本が嫌いになってしまいます。

一方で、読書は一生の財産です。本を読む習慣があるかないかで人生が変わるかもしれません。

まずは親御さんが読んでみて、子どもが自然に本を手に取れる環境づくりをお願いしたいです。できれば、親が本を読んでいる姿を我が子に見せたいものです。

最後に読書が苦手な子どもでも比較的読みやすい本を紹介しておきます。

松素めぐりさんの、『保健室経由、かねやま本館。』(2020/06/03発刊)

第60回講談社児童文学新人賞受賞作品です。

講談社児童文学新人賞の過去の受賞作品には『リマ・トゥジュ・リマ・トゥジュ・トゥジュ』(こまつあやこさん)、『十四歳日和』(水野瑠見さん)があり、いずれも中学入試で出題された作品です。

ちなみに『保健室経由、かねやま本館。』は4巻まで発売中。

私の教室の生徒も夢中になって読んでます。私自身もファンで、ついに第4巻の帯に応援メッセージを書かせていただきました。

まずはこの1冊からはじめてみましょう。

松素めぐりさんの、『保健室経由、かねやま本館。』(2020/06/03発刊)。
4巻の帯には、akiraさんの推薦コメントが掲載されています。
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アキラ

akira

akira
大手進学塾 現役教室長

学生時代から塾講師として中学受験指導に携わり、大学卒業後は塾業界に就職。2023年、関東圏にある現在の教室に室長として就任。保護者や生徒に対するきめ細かいコミュニケーションを重視した教室運営を行うことにより、御三家をはじめ、早稲田、渋谷幕張の合格者数は高い進学実績がある。SNSでも独自の学習指導法を公開している。保護者はもちろん、塾関係者からもそのノウハウに注目が集まっている。 X(旧Twitter):@AArukikata

学生時代から塾講師として中学受験指導に携わり、大学卒業後は塾業界に就職。2023年、関東圏にある現在の教室に室長として就任。保護者や生徒に対するきめ細かいコミュニケーションを重視した教室運営を行うことにより、御三家をはじめ、早稲田、渋谷幕張の合格者数は高い進学実績がある。SNSでも独自の学習指導法を公開している。保護者はもちろん、塾関係者からもそのノウハウに注目が集まっている。 X(旧Twitter):@AArukikata