【言語化力】「あとでね」はNG! わが子の言語化力を伸ばす親がやっている「加点方式」の声かけ術

AI時代に差がつく「一生モノの言語化力」の育て方 #3 (2/4) 1ページ目に戻る

言語化できると夢が叶いやすくなる

言葉には「言霊」といって、発した言葉どおりの結果をもたらす不思議な力があると信じられています。

「普段から『うれしい』『幸せ』などポジティブな言葉が飛び交う中にいれば前向きに、恨みや妬みなどネガティブな言葉を口にしていると、悪い結果を招くといわれています。

自分が発する言葉を、誰よりも近くで聞いているのは自分自身です。

自分に対してどんな言葉を日常的に使うかが、『なりたい自分』をつくり、その人を動かすエンジンになっているといえます。

日ごろから夢や目標を口にしていれば、脳はそれらを叶えるために必要な情報をキャッチしようと、自然とアンテナを張るようになります。脳が意図的にフィルターをかけ、不要な情報をカットして必要な情報だけを吸収していきます。その結果、夢が実現する確率が高まっていくのです。

夢は書き出して、書いたものを何度も見返すこと、さらに音読することによってアンテナの感度が高まり、より強く記憶に残すことができます。すると、行動も伴って夢が叶いやすくなるのです。

もし、お子さんが何かを『やりたい』といい出したら、それは夢実現への第一歩です。言葉で人に伝え続けることで、情報をくれたり協力してくれたりする人が現れて、夢に近づくスピードが一気に速まります」(山口先生)

子どもの夢を応援するときの親の在り方

山口先生は、わが子の夢を応援するときの親の注意点にも言及します。

「親御さんはお子さんの小さな『やりたい』を『そんなのできっこないよ』などと否定せずに受け止めて、ポジティブな言葉がけをしてあげてください。『それはいいね。チャレンジしてみよう!』という具合です。

お子さんは『応援してもらえる』という安心感を得ることで、自分の気持ちを恐れずに外に出せるようになります。

このとき、親御さんが変に口や手を出しすぎないことが大切です。お子さんのやりたいようにやらせつつ、もし何か聞かれたら答える程度の関わりにしておきます。

『子どもに失敗させたくない』からといって、先回りしてレールを敷いてはいけません。たとえ失敗するとわかっていても、いったんはわが子の思うようにさせてみるのです。

親からの応援という安心感を糧に、お子さんは自分の言動に責任を持つようになり、それがやがて自信につながっていきます。

自分で決めたことであれば、結果が成功であれ失敗であれ、納得できるものです。そうした『自責』の経験を積ませることで、お子さんの自立心が育っていきます」(山口先生)

つい足りない面を見てしまう親

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