【言語化力】「あとでね」はNG! わが子の言語化力を伸ばす親がやっている「加点方式」の声かけ術

AI時代に差がつく「一生モノの言語化力」の育て方 #3 (3/4) 1ページ目に戻る

「減点でなく加点方式」でわが子を見守る親に

子どもの良いところを見つけたら、どんな小さなことでも構わないのでどんどん褒めることも大切だ、と山口先生は加えます。

「なんでもかんでも褒めると調子に乗って逆効果なのでは、と疑念を持つ親御さんもいるでしょう。

しかし、お子さんには、まずは心の扉を開いてもらうために、『へえ、すごいね』『天才!』『完璧』などと、全肯定した声かけをしてあげてください。

その上で、お子さんの行為のどんなことがすごかったのか、どんなところが天才だと思うのかを具体的に伝えていきます。

具体的に伝えるには、親御さんの観察力が必要です。

『字が上手に書けているね』『絵の色使いがきれいだね』『しっかりとした線が描けているね』など、ほんの小さなことでも良いと思ったところを褒めてあげてください。

『もっとこうすればいいのに』と、欠点に目が向く減点方式になりがちですが、親御さんにオススメしたいのは、『できたことを積み上げる』加点方式の接し方です。

いつも褒められて育ったお子さんは、自信を持っていろいろなことに取り組めるようになります」(山口先生)

子どもが話す意欲を削ぐ親の対応

一番避けたいのは、子どもの「今、伝えたい!」という意欲を削ぐ行為だと、山口先生は警鐘を鳴らします。

「言語化の意欲は鮮度が命です。子どもは『今』いいたいので、親が『忙しいからあとでね』とあと回しにすると、お子さんの言語化するチャンスを奪ってしまいます。

お子さんがいいたいと思ったときに話に耳を傾けてあげると、いつでも親が聞いてくれることに安心して、学校で嫌なことがあったなどのいい出しづらいことも伝えてくれるようになります」(山口先生)

普段から聞いてもらえる状態でないと、子どもは話すきっかけを失い、親に相談する習慣がなくなっていきます。それどころかいってはいけないと思い込み、本当に困ったときに誰にも打ち明けられなくなってしまいます。

親は子どもが安心して話せるよう、質問上手・褒め上手になって、子どもの伝える力を育てていきましょう。

望む世界をつかんでいける子どもとは?

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