〔齋藤孝流〕子どもの「語彙力」「教養力」を伸ばす! 親も知りたい「保守/ラディカル」「トレードオフ」の使い方とは?

齋藤孝先生が解説する小学生向け新キーワード 2回目「保守/ラディカル」「トレードオフ」 (2/3) 1ページ目に戻る

明治大学文学部教授:齋藤 孝

変えるか守るか選ぶ視点を知る「保守」と「ラディカル」

本の中で、保守は「いままであった伝統や考え方を守る」、ラディカルは「それ(保守)を根本的に新しくする」考え方と説明されています。

『小学生から知っておきたい よのなかキーワード70』より抜粋。イラスト/よしださやか
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例えば、「このやり方は今までどおりでいい」と考えるのは保守的な姿勢です。一方で、「もっといい方法があるかもしれない」と試すのはラディカルな姿勢といえます。

子どもは「僕はこっち!」「私はあっち!」と考え方がどちらかに偏りがちだったり、自分の考えに固執してしまいがちですが、この2つの言葉を知ることで、「自分は今どちらの考え方をしているのか」と意識できるようになります。

なかなか成績が上がらない子どもが勉強方法を変えようとしているときに、「これはラディカルな考え方だね。きっと違う結果が得られるよ」と言葉にして声をかけてあげると、子どもは「今、自分がしていることはただの行動ではなく“考え方の選択”だ」として捉えられるようになります。

こうして言葉を使って理解することで、子どもは状況に応じて考え方を選ぶ力を身につけていきますよ。

『小学生から知っておきたい よのなかキーワード70』より抜粋。イラスト/よしださやか

「トレードオフ」を子どもに説明するとしたら?

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