【不登校のきっかけは先生でした】「授業に来ていれば」答案用紙に残された赤い文字《第10話》

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答案用紙を見た瞬間、言葉を失いました。でもヒナタの前で、それを顔に出すことはできませんでした。

「お母さんはひとりじゃない」──村田さんのその一言で、私はようやく自分の気持ちに気づきます。胸の奥に押し込めていたのは、不安ではなく怒りでした。

勇気を出して気持ちを伝えてくれたヒナタを、今度は私が守らなければならない。そう心に決めたとき、村田さんが動いてくれました。

荒木先生と正面から向き合う日が、すぐそこまで来ていたのです。

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