【ゲーム・スマホ】ガミガミに疲れたら試してみても ！　ナコ家の“逆転“子どもの自己管理力の育て方

子どもにもタイプがあるので、やり方は家庭それぞれだと思いますが、わが家の子どもたちは、基本的には本人たちの好きにさせておいたほうが、依存や執着を過度に持ちにくい様子です。

ただし、自由には責任が伴うもの。きょうだいで使っているゲームや家族共有の道具、リビングやキッチンなどの共有のスペースを自分のタイミングで自由に使うということは、片付けや後始末まで責任を負わねばいけないと教えています。

また、唯一の決まりごとである「やるべきこと」、たとえば宿題や翌日の準備などを疎かにして学校で困るのも己の責任です。帰宅してお弁当箱などの洗い物を出していなかった場合は、自分で洗うことにもなります。

小学１年生の三女にはまだまだ声かけも手助けも多くしていますが、基本的には３人とも「自由だけれど責任も持つこと」としています。

わが家の子どもたちは自分のペースやタイミングで行動したい傾向があるので、本人も「自由」の形式を望んでいるようですが、それが次第にただの好き勝手になってしまうこともしばしばです。

なので、その都度「自由にできるのは責任がとれる、管理ができる場合だけですよ」と説いています。

実際は大人であっても、そういつもきちんとできるわけではないので、ある程度は幅も持ちつつの対応ではありますが……。

親は子どもの面倒を一生見られるわけではないので、子どもたちには「誰かが後始末をしてくれるのをアテにせず、かつ先を見通しつつ自由に行動を決めていける」スキルが身に着くといいなあと思ったりしています。

……なんて、教育的な思惑はあるものの、単純に私が後始末ばかりをさせられるのはたまったものではないので、自分のことは自分でやってほしいだけだったりもします。

子育ての目標は、「子どもを将来、自立できる人間にすること」。テストの点数などで数値化できない「非認知能力」を育てるために、親が子どもとどのように接するか、どういう言葉をかけるかを解説。