天才・落合陽一氏の母に聞く「好き」を「強み」に変える育て方

落合ひろみさんインタビュー #2

インターナショナルアドバイザー:落合 ひろみ

パソコンはすべて自分ひとりでセッティングした

──まだスマホはおろか、携帯電話も普及していない時代に、小学校2年生にして、すでにコンピューターの可能性を理解していたんですね!

ひろみさん:本で読んだのか、テレビか何かで知ったのでしょうね。でも家族は、皆パソコンのことなんてさっぱりわかりませんから、届いた後はセッティングから何からすべて自分一人でやっていました。

難しい漢字を辞書で調べながらマニュアルを何度も読み返して、時にはコールセンターに電話したりもして(笑)。あっという間に使いこなすようになって、気が付いたら簡単なプログラムまで作れるようになっていましたね。

落合陽一さんの母・落合ひろみさん。子育て中も国際的に忙しく働き続けていました。
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ひろみさん:子どもって、興味のあることはどんどん学ぶし、放っておいても自分で突き進んでいきます。そのころから今に至るまで、試行錯誤しながら自分なりに答えを探したり、ものを作り上げたりするのが楽しくてしょうがないのだと思います。陽一自身も「中2から成長していない」なんて言っていますから(笑)。

「好き」を突き詰められる環境が「天才」を育てる

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