コロナ禍の水筒持参に便利なポケットも登場
コロナ禍では、子どもたちの通学にも変化があります。多くの学校で持ち運び必須となったのが、水筒です。
工房系ランドセルメーカーでもある、株式会社池田屋(以下池田屋)は、ランドセルに装着する専用の「多機能ポケット」(3,300円・税込)を発売しています。
ランドセルのサイドベルトに通して使える筒型ポケットの別売りパーツで、水筒のみならず、リコーダーや折り畳み傘などをすっきり収納できるというスグレモノです。
「素材はランドセルと同じクラリーノで、もちろん防水加工済み。内側はナイロン張りです。取り付けはホックひとつでとても簡単。カラーは全14色なので、ランドセルとの色コーデを楽しめる人気のアイテムですよ」(池田屋子ども思いの森事業部部長・寺本昌平さん)
コロナ時代のランドセルのケアとは?
コロナ禍になり、ランドセル自体の除菌や消毒などの手入れについて聞かれることが多くなったと語るのは、工房系ランドセルメーカーの株式会社土屋鞄製造所(以下土屋鞄)PR担当の高橋夏生さん。
「土屋鞄の公式サイトでは、ランドセルの消毒方法を掲載しています。アルコール除菌スプレーやシートでの消毒は、変色や革が傷む原因となるので、お手入れには注意が必要です。
医療現場でも使用されている『アクリル系ナノポリマー』を使用した、革製品も使える抗ウイルススプレー『6hr.アンチウイルススプレー』(2,530円・税込)もおすすめです。革を傷めずに、安心してお使いいただけます」(土屋鞄・高橋さん)
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時代とともに変わる、子どもの学校生活。めまぐるしい変化があれども、ランドセルは子どもの健康と安全を願い、成長を見守る存在であり続けることに変わりはありません。
大事な小学校生活に寄り添うさまざまなアイテムを、親子で吟味して、ともに大切にしていくことが「ラン活」の持つ意義なのかもしれません。
取材・文/遠藤るりこ
《取材協力と便利グッズ》
●株式会社悟空のきもちTHE LABO/さんぽセル 5,940円(税込)
●株式会社デビカ/サンドセル 全3色 3,300円(税込)
※デビカ商品取り扱いショッピングサイトや全国の文具店などで発売中。
●未来工房 結/ランバ 全2色 4,620円~(税込)
※4月以降、「Ranba(Ver.4)」としてリニューアル予定。全6色。4,620~5,390円(税込)
●株式会社レイメイ藤井/クッションポケット付きランドセルカバー 全3色 2,860円(税込)
●クツワ株式会社/タブラスクール 全4色 スリム1,980円(税込)、幅広2,420円(税込)
●株式会社池田屋/多機能ポケット 全14色 3,300円(税込)
●株式会社土屋鞄製造所/6hr.アンチウイルススプレー 2,530円(税込)
※「最旬!ラン活2023」記事は全5回です。
#1 工房系ランドセル編
#2 大手メーカーランドセル編
#3 アパレル系ランドセル編
#4 脱ランドセル派のリュック型通学鞄編
この記事は#5です
遠藤 るりこ
ライター/編集者。東京都世田谷区在住、三兄弟の母。子育てメディアにて、妊娠・出産・子育て・子どもを取り巻く社会問題についての取材・執筆を行っている。歌人・河野裕子さんの「しつかりと 飯を食はせて 陽にあてし ふとんにくるみて寝かす仕合せ」という一首が、子育てのモットー。 https://lit.link/ruricoe
ライター/編集者。東京都世田谷区在住、三兄弟の母。子育てメディアにて、妊娠・出産・子育て・子どもを取り巻く社会問題についての取材・執筆を行っている。歌人・河野裕子さんの「しつかりと 飯を食はせて 陽にあてし ふとんにくるみて寝かす仕合せ」という一首が、子育てのモットー。 https://lit.link/ruricoe