創刊100年の科学雑誌が子どもの「ものづくり・研究」に最大10万円を支援!

『子供の科学』発 理系の才能を伸ばす次世代教育プログラム「小中学生トコトンチャレンジ2024」って何?

「特定分野に才能がありそう」「ものづくりや実験・観察が大好き」。そんなお子さんをどう導いたらよいかわからないというお話をよく聞きます。科学の本を買い与えたり、実験や工作のイベントに参加させたりということでは、思いや好奇心が満たしきれなくなっているというお子さんにぜひ挑戦してほしいのが、「小中学生トコトンチャレンジ2024」です。

「小中学生トコトンチャレンジ」とは、自分の好きなことをトコトン究めていきたい小中学生を応援する“次世代教育プログラム”。今年2024年で、なんと創刊100周年を迎える小中学生向けの科学誌『子供の科学』(誠文堂新光社)が100年の節目を迎えるにあたり、科学技術の発展に貢献し、未来をもっとおもしろくするために、好きなことを探究して、チャレンジする子どもたちをサポートする企画として開催しています。

子どもたちの中にある「好き」「やってみたい」というものを広く募集。採択されると、最大10万円の助成と、専門家の先生による技術支援、『子供の科学』による情報支援などを受けながら、おもいきりチャレンジすることができるといいます。

ここからは、『子供の科学』土舘建太郎編集長に、企画の全貌を説明してもらいましょう。

「小中学生トコトンチャレンジ2024」のプログラム概要

(1)トコトンやりたい「好き」を応募しよう!

きっとこれまで、時間を忘れて何かに夢中になったことがあるはず。それって何をやっているときでしたか?

工作? 実験? 生き物観察? プログラミング? ゲーム? 読書? どんなことでもいいから、夢中になったこと、自分が「好き」と思ったことを書いてみましょう。つくりたいもの、調べたいこと、どんな小さいアイデアでもOK。自由研究で選んだテーマでもいいですね。やってみたいことがあっても、それをおもいきりやれるチャンスってなかなかありません。「トコトンチャレンジ」がそのチャンスをつくります。

2024年3月3日(日)が申請の締め切りです。公式サイトで申請のための下書きシートをダウンロードできますので、まずはこれに自分がチャレンジしたいことを書いてみましょう。また、公式サイトで申請書の書き方の説明動画も閲覧できます。

(2)トコトン審査して採択者を決定!

「好き」なことで活躍する各ジャンルの審査員が、みんなの送ってくれた書類をじっくり読んで審査します。2024年3月10日審査会、3月中旬に採択者を発表予定です。

審査するのは以下の方々です。

【審査委員長】

立崎 乃衣(たつざき・のい)
株式会社リバネスモルティングジェネレーター、孫正義育英財団5期生、「Forbes JAPAN30 UNDER 30」。9歳よりロボット製作を始めて、現在19歳のロボット開発者。チャレンジする子供たちに最も近い立崎さんが審査員長を務めます

【スペシャル審査員】

横山 広美(よこやま・ひろみ)
東京大学教授、東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構(Kavli IPMU)副機構長。専門は科学技術社会論。著書に『なぜ理系に女性が少ないのか』(幻冬舎新書)など
市岡 元気(いちおか・げんき)
サイエンスアーティスト、科学系YouTuber。2019年、YouTubeチャンネル「GENKI LABO」を始動し、チャンネル登録者数100万人に迫る。数々のサイエンスライブ、実験教室を全国各地で開催。
藤原 麻里菜(ふじわら・まりな)
発明家、コンテンツクリエイター、文筆家。株式会社無駄代表取締役社長。頭の中に浮かんだ不必要な物を何とか作り上げる「無駄づくり」が主な活動。

【審査委員】

藤田 大悟(ふじた・だいご)
株式会社NEST EdLAB代表取締役

土舘 建太郎(つちだて・けんたろう)
『子供の科学』編集長

(3)トコトン採択者のチャレンジをサポート!

採択者のみなさんには、お金、技術、情報、環境の面でサポートし、やりたいことにおもいっきりチャレンジしていただきます。サポート期間は2024年4月1日~12月31日。採択者に提供するものは以下の通りです。

【お金】
研究資材費10,000円~100,000円

【技術】
小中学生のオンライン研究スクール「才能発掘研究所NEST LAB.」への無料受講権利、講師によるSNSを活用した研究・開発サポート

【情報】
『子供の科学』の有料会員サービス「コカネットプレミアム」2024年12月までの無料利用権利(雑誌、書籍130冊以上読み放題のデジタル図書館、限定講演会、ワークショップ受講など)

【環境】
採択者のやりたいことにあわせた、さまざまなサポートプログラムをご用意。決定次第、随時お知らせします。

(4)トコトンチャレンジの成果を発表!

採択者は2024年4月からのチャレンジについて、8月に中間レポート、そして12月に成果を発表していただきます。

「小中学生トコトンチャレンジ」で得られる体験とは?

【子どもたちの探究心に火をつける!】
自分の好きなことを見つけて、トコトン取り組むチャンスはそう多くありません。トコトンチャレンジをきっかけに、自分が決めたテーマを探究し、トコトンやり抜く経験をしてもらいたいと思います。

【専門家や仲間と一緒に進めていく!】
採択者は全国からオンラインで参加する教室「NEST LAB.」で学びながら、やりたいテーマの研究・開発を進めていきます。ここでは専門家のサポートを受けながら、他の受講者の仲間と一緒に取り組むことができます。1人では実現できない課題にチャレンジする経験は、かけがえのないものになると考えています。

【予算を獲得し、成果を生み出す!】
将来、やりたいことを実現するためには、科研費や開発費といった予算を獲得する必要があります。申請のときに「自分がやりたいことにはどれぐらいの予算が必要なのか」も考えてもらい、資金を調達するプレ体験をしてほしいと思います。預かった予算を使って、成果を生み出せたときの達成感も味わってもらえたら何よりです。

詳しい募集要項などは、小中学生トコトンチャレンジ2024公式サイトをご確認ください。

「小中学生トコトンチャレンジ2024」運営体制

【主催】株式会社誠文堂新光社(子供の科学)、株式会社リバネス
【特別協力】株式会社NEST EdLAB
【パートナー企業】
プラチナパートナー:株式会社 アソビズム
ゴールドパートナー:株式会社 フラクタ、Digi-Key、東芝未来科学館
シルバーパートナー:J-POWER
ブロンズパートナー:東海産業 株式会社、株式会社 秋月電子通商
メディア・施設パートナー:株式会社 未来屋書店、公益財団法人 科学技術広報財団、公益財団法人 山田進太郎D&I財団、株式会社 紀伊国屋書店、講談社コクリコ

雑誌『子供の科学』とは?

1924年創刊の小中学生向け科学雑誌『子供の科学』。約100年間、子供たちに最先端の科学をたのしく、わかりやすく伝え続けてきました。宇宙、生き物、ロボット、環境、コンピューターなど、子供たちが興味をもつことなら、なんでも取り上げています。毎号、工夫をこらした実験や工作、プログラミングの記事が充実。体験を通して「科学する心」を育む雑誌です。

『子供の科学』2024年3月号