こどもの日が教えてくれた「妹の性自認」 親として大切にしている子どもの性別への感覚

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「よく似た姉妹」のはずなのに、妹だけが少し違った

私たち姉妹は、顔立ちもよく似ていて、ふたりそろってショートヘアでした。周りからはよく「似ているね」と言われたものです。

けれど、私は幼いながらに、自分と妹とでは“何かが違う”と感じながら大きくなりました。

私が好んで穿くのはスカートで、好きな色はピンク。自分のことも名前で「○○ちゃん」と呼ぶ「普通の女の子」でした。

一方、年少のころの妹は、いつもズボン姿で、戦隊ものやライダーものに夢中。遊び相手は男の子が多く、自分のことを「ぼく」と呼んだり、男の子の真似をしてトイレで立って用を足そうとしたりもしていました。

私はそんな妹をどこか「自分とは違う」と感じ、「妹は男の子っぽい」という感覚を少しずつ強めていったのです。

「妹に教えてあげないと」姉なりの思いやり

成長するにつれて、妹の「男の子っぽさ」はさらに強まっていきました。ガニ股で歩く妹の姿を見るたび、私は何気なく「男の子みたいな歩き方しないでよ」と声をかけていました。

当時は「妹は女の子なんだから、男の子っぽく見えるところは直してあげないといけない。お姉ちゃんの私が教えてあげなきゃ」と、妹のためを思って言っているつもりでした。

けれど、妹は私の言葉に不思議そうな表情をするだけ。「なぜ、お姉ちゃんはそんなことを言うのだろう」という顔で、私を見ていたのです。今思えば、“あの顔が答え”だったのかもしれません。

女の子のお祭りと男の子のお祭り

妹が興味を持ったのは?
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