子どもが喜ぶ夏の穴場 2万個のカラーボールが浮かぶ「じゃぶじゃぶ池」(府中・郷土の森博物館)の楽しみ方と注意点をルポ

噴水、階段、川などのエリアも充実! 年の差きょうだいもOK&豊かな自然の中で大人もリラックス

コクリコサポートエディターズ:笹川 かおり

すべての画像を見る(全14枚)

10歳と3歳の息子たちを子育て中のエニママライター、笹川かおりです。

今日は、夏休みのよい遊び場がないか……と必死に探しているパパ・ママたちに激推ししたい、東京都府中市のじゃぶじゃぶ池をご紹介します。

AnyMaMa(エニママ):ママのはたらき方や選択肢を広げるための支援サービス

いよいよ夏本番! せめて休日はクーラーの効いた部屋で、時間の許す限り涼んでいたい……というのが本音ですが、小さい子どものいるパパ・ママはそうも言っていられません。

今回は、そんなみなさんに暑い日のお出かけ先としておすすめしたいじゃぶじゃぶ池『府中市郷土の森博物館 水遊びの池』の推しポイントを、実際に行った際のレポート形式でお届けします。

広くて自然豊かなじゃぶじゃぶ池は、我が家のような歳の差きょうだい(6歳差)も一緒に一緒に楽しめる貴重な場所。ちょっと遠くても来る価値あり、です!

広いので、スペースも気持ちもゆったり

じゃぶじゃぶ池(水遊びの池)は、『府中市郷土の森博物館』の広い敷地内にあります。今回ご紹介するのは、地図の左上に位置する『水遊びの池』『野外ステージ』『芝生エリア』一帯です。

引用元:府中市郷土の森博物館

園内マップ

じゃぶじゃぶ池も、池の前に広がる芝生広場も、とにかく広い! 真夏はとにかくたくさんの人々で賑わいますが、広いので圧迫感がありません。

じゃぶじゃぶ池の端から撮影した写真。左奥の段々をのぼった奥にも、水遊びできるスペースが続いています。
じゃぶじゃぶ池の前の広場も、このとおり広々。手前に写りこんでいるのは、未就学児用の『ドルフィンプール』です。

この広いじゃぶじゃぶ池に、カラーボールがたくさん浮かんでいます。その数、なんと2万個だそう! 私はカラーボールがまだ浮かんでいなかった数年前のじゃぶじゃぶ池も知っているのですが、カラーボールが浮かんでいるほうが子どもたちの「夢中度」は高いように見えました!

たまに混ざっている星形のボールやアヒルを探すのも楽しい!

とても広いので、じゃぶじゃぶ池を利用するときにありがちな「大きい子が派手に遊んでいて小さい子が遊びにくい」というモヤモヤも少なく済みます。自然と大きい子と小さい子が棲みわけて遊べるだけの、じゅうぶんなスペースがあるのです。これは、次男がまだ3歳の私にとっては大きな「推しポイント」です。

噴水、階段、川… 趣向の異なるエリアがたくさんある

広いじゃぶじゃぶ池は、普通に水が溜めてあるエリア、階段エリア、噴水エリア、自然の川さながらのエリア……など、たくさんのエリアにわかれていて飽きません。じゃぶじゃぶ池前の広場には、未就学児専用の『ドルフィンプール』も用意されています。

階段エリアは、流れる水が冷たくて気持ちいい! のぼっておりて、またのぼって……次男は大満足、ママは疲労困憊。

階段をのぼった奥には、自然の小川さながらのエリアが。生い茂った木で日陰になっている、ちょっとワイルドな雰囲気のこのエリアが私は大好きなのですが、残念ながら次男は怖がってしまい、今回は入れずじまいでした……。みなさんはぜひ!

階段奥に広がるスペース。山の中に遊びにきたかのような雰囲気を味わえます。

このように複数エリアにわかれているので、我が家の歳の差6歳のきょうだいを連れていっても、ふたりともそれぞれの楽しみ方ができて助かります。以前きょうだいふたりを連れてきたときは、長男は川のスペースで、次男は階段で、それぞれ延々と遊んでいました。

休憩スペースや自動販売機、キッチンカーが充実

さきほどご紹介した、じゃぶじゃぶ池前の芝生広場が広いのはもちろん、ベンチやテーブル・イスといった休憩スペースも充実しています。トイレも近くにありますのでご安心ください。

木陰にベンチ、パラソルつきのテーブル・イス。

自動販売機やキッチンカーも! お腹が減ったり、のどが渇いたりしても安心です。

自動販売機がたくさんあります! 水筒が空になったらここへ。
キッチンカーも充実。(朝一番に入場したからか、まだ開いていない店もありました)

入り口~じゃぶじゃぶ池までの道も楽しい

ちなみに、入り口からじゃぶじゃぶ池へ向かう道も、自然豊か&趣深い建物が並んでいて楽しめます! たっぷりの緑の中で、大人もしばしリラックスできますよ。

生い茂る緑! 次男はダンゴムシやトカゲを夢中になって探していました。(驚くほどたくさんいました!)
じゃぶじゃぶ池までの道のりには、たくさんの復元建築物が立ち並びます。非日常感からか、テンションの高い次男。

行くときの注意点

ここで、実際に遊びに行くときに気をつけたい注意点をまとめます。(一般的な水遊びの準備・熱中症対策も忘れずに!)

・マリンシューズ(ウォーターシューズ)を持参する
郷土の森のじゃぶじゃぶ池はプールではないため、底がぬるぬるする箇所があります。はだしで遊んでいる人も多いのですが、私はマリンシューズ(ウォーターシューズ)を持参することをおすすめします(ケガの心配も減りますし)。

・可能ならテント、なければレジャーシートを持参する
ベンチやパラソル付きのテーブル・イスが充実しているとご紹介しましたが、土日・祝日といった混んでいる日は確保できないことのほうが多そうです。

一方、芝生広場は広く、じゅうぶんなスペースがあるので、テントやレジャーシートを持参するとよいでしょう。真夏は折りたたみ式のテントがあると、日陰がつくれてよいと思います。

・なるべく身軽で!
入り口からじゃぶじゃぶ池までは、徒歩で5分程度の距離があります。そのため、未就園児が「抱っこ」となるとちょっとつらい……。荷物はできるだけ少なく、身軽にしておくのがおすすめです。

周辺施設も充実していて1日中楽しめる!

じゃぶじゃぶ池だけでもじゅうぶん楽しめるのですが、周辺施設も充実しています。

・府中市郷土の森博物館 プラネタリウム

https://www.fuchu-cpf.or.jp/museum/1000077/index.html

2024年7月20日にリニューアルオープンしたばかりのプラネタリウム。子ども向けの投影プログラムが充実しています。小さな子ども連れに配慮した、真っ暗にならない「ベビープラネタリウム」も。

・交通遊園

https://www.city.fuchu.tokyo.jp/shisetu/kankyo/koen/kotuyuen.html

郷土の森公園から徒歩5分程度の場所にある、本格的なゴーカートが楽しめる公園。

・東京競馬場

https://www.jra.go.jp/facilities/race/tokyo/news/fureai.html

東京競馬場もおすすめ。車なら5分弱の距離です。競馬場内は、実は遊具が充実しているんです。土日は馬とのふれあいイベントも!

近隣に住む我が家は、夏場はほぼ毎週末、この郷土の森博物館の周辺エリアに遊びに行っています。みなさんの夏休みのお出かけ先候補にも加えていただけたら嬉しいです!

府中市郷土の森博物館 水遊びの池

〒183-0026 東京都府中市南町6-32
代表電話:042‐368‐7921
開館時間:9時~17時(入場は16時まで)
入場料:大人300円、中学生以下150円 ※4歳未満は無料、支払いは現金のみ

※掲載されている情報は2024年7月時点のものです。訪問の際は、最新情報をご確認ください。


※記事内写真はすべて撮影:笹川かおり

この記事の画像をもっと見る(全14枚)
ささがわ かおり

笹川 かおり

Kaori Sasagawa
AnyMaMa(エニママ)ライター

AnyMaMa(エニママ)ライター兼コクリコ・サポート・エディター 東京都の多摩エリアで2男児(2014年、2020年生まれ)を育てる母。広告営業、ママ向け育児サイトの編集を経て、2019年に独立。エニママではライフスタイル・ビジネス・インタビュー記事などの制作を担当。 AnyMaMa:https://anymama.jp/  Twitter:https://twitter.com/AnyMaMaJP

AnyMaMa(エニママ)ライター兼コクリコ・サポート・エディター 東京都の多摩エリアで2男児(2014年、2020年生まれ)を育てる母。広告営業、ママ向け育児サイトの編集を経て、2019年に独立。エニママではライフスタイル・ビジネス・インタビュー記事などの制作を担当。 AnyMaMa:https://anymama.jp/  Twitter:https://twitter.com/AnyMaMaJP

コクリコサポートエディターズ

Cocreco Support Editors
編集者・ライター

コクリコサポートエディターズ(CSE)は、コクリコの第2編集部。コクリコと、ママの社会復帰を支援するサービス「AnyMaMa(エニママ)」が協力して立ち上げました。子育てをしながら、ほかのお仕事をしながら……など、さまざまな立場で、子どもとの毎日が楽しくなる記事を発信していきます。 AnyMaMa公式HP:https://anymama.jp/  X:https://twitter.com/AnyMaMaJP Instagram:https://www.instagram.com/anymama_official/

コクリコサポートエディターズ(CSE)は、コクリコの第2編集部。コクリコと、ママの社会復帰を支援するサービス「AnyMaMa(エニママ)」が協力して立ち上げました。子育てをしながら、ほかのお仕事をしながら……など、さまざまな立場で、子どもとの毎日が楽しくなる記事を発信していきます。 AnyMaMa公式HP:https://anymama.jp/  X:https://twitter.com/AnyMaMaJP Instagram:https://www.instagram.com/anymama_official/