こどもの日が教えてくれた「妹の性自認」 親として大切にしている子どもの性別への感覚

こどもの日が教えてくれた「妹の性自認」 親として大切にしている子どもの性別への感覚 イラスト:べるこ
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16歳と11歳の男の子と9歳の女の子の子育て中のママ(40歳)です。

私には4歳年下の妹がいます。周りからは「仲のいい姉妹だね」と言われることが多かったのですが、私はずっと、妹に対してどこか「私とは何かが違う」と感じていました。

その違いが何なのか、子どものころの私にはうまく言葉にできませんでした。けれど、妹の感覚を少しだけ理解できたように感じたのは、こどもの日が近づいたころのこと。

「うちには、なんで鯉のぼりがないの?」

妹が放ったその一言をきっかけに、私は妹が抱えていた「性別への戸惑い」に初めて触れることになったのです。

「うちの子、なんだか周りと違うかもしれない」

もしそう感じたとき、親やきょうだいはその違いをどう受け止めればいいのでしょうか。

今から30年ほど前。私が小学校低学年、妹がまだ保育園の年少さんだったころの体験を振り返りながら、揺れ動く子どもの自己認識に家族がどう寄り添うべきか、改めて向き合います。

※本記事はママの実体験を取材しプライバシーに配慮し再構成したものです。

「よく似た姉妹」のはずなのに、妹だけが少し違った

小さな違和感……

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