育児がつらいパパ その理由は「思いどおりにならない」「叱るのが難しい」 

つらい原因はママ? 先輩ママが明かす「パパに思いを伝えるコツ」

コクリコラボ

写真:アフロ

前回のコクリコラボでは、パパが育児で「楽しい」と思う瞬間や、パパならではの子どもとの遊び方をご紹介しました。今回は逆に育児中に「つらい」と感じる瞬間についてパパに聞きました。さらにママの抱えるモヤモヤにもせまります。

コクリコラボアンケート「AnyMaMa(エニママ)」登録者およびコクリコメルマガ会員を対象に2023年3月2日~2023年3月13日インターネット上で実施。有効回答数は75件。
※基本的にアンケート回答の原文をそのまま記載しています。ただし文字数の都合上、一部抜粋や主旨を損なわない範囲の要約・編集を行っている箇所があります。(明らかな誤字等は修正のうえ記載)

コクリコとAnyMaMa LIFESTYLE.Labが協働で、子育て課題解決×読書文化を目指すプロジェクト「コクリコラボ」。
ママの社会復帰を支援するサービス「AnyMaMa(エニママ)」で活躍するママたちのリアルな声を集めながら、新たなサービスや取り組み、ライフスタイルのアイデアを生み出していきます。

パパが子育てがつらい、向いていないと思う瞬間とは?

パパ向けアンケートでは「日常の育児の中で、子育てがつらい、向いてないなどネガティブな感情を持った瞬間はどんなときですか?」という質問を投げかけました。まずはそこで寄せられた回答をご紹介します。

◆自分の思いどおりにならないとき

・リモートワーク中に子どもに騒がれてイライラしてしまうとき。

・仕事に集中したいのに、邪魔が入るとき。

・家事をやるにしても自分のタイミングでやれないこと。


育児をしていると、自分の思いどおりにならず、子どもを優先しなければならない場面が多々ありますよね。特に近年ではリモートワークが定着し、パパも在宅で働ける一方、育児との両立という点では、ネガティブな感情を持つことが増えたようです。

◆育児あるある場面で

・寝かしつけに時間がかかるとき。

・子どもがごはんを食べてくれないとき。

・休みの朝に子どもに起こされるとき。

・イヤイヤ期のため反抗的な態度を取ることがあり、つらいと感じる。

どれも育児あるあるの悩みばかりです。ただパパが「つらい」と自ら体感し、理解してくれることは、ママにとっては嬉しいことかもしれません。

◆子どもを𠮟るとき

子どもを𠮟ることに関してつらいと感じるパパもいました。

・イライラして子どもに怒ってしまったとき。

・悪いことをしたときにうまく𠮟れない。泣かせてしまう。

・きょうだい喧嘩の仲裁にはいるとき、つい上の子を注意してしまいがちなこと。言葉が通じない下の子との折り合いをどうつければいいかわからない。

・子どもを怒った次の日の朝「あんなふうに言わなければよかったな」とすごく落ち込む。


こちらも多くのママが共感する内容なのではないでしょうか。甘やかすだけではやっていけない育児。𠮟ることに悩み、つらいと感じるのはパパが子どもにしっかりと向き合っている証拠かもしれませんね。

ママとの関係がつらいパパ

ところで「パパが育児においてつらいと感じる瞬間」には、次のような回答がありました。

・自分なりにやっているつもりなのに、妻にもっとしてくれと責められること。

また妻への感謝で埋まるかと予想された「普段言えない、ママへのメッセージをお寄せください」という欄にも、パパからのこんな意見がちらほら。

・自分がしていることに対して、もう少し感謝してほしい。

・まどろっこしいことや無駄な作業が嫌い、効率をよくしたいと考えているため、お母さんの考え方は理解できず端的にきつく返すことが多い。ただ根本的には毎日の家事育児含め、全てにおいて常日頃から感謝はしている。

どうやらパパ側もママに対するモヤモヤを抱えているようです。

パパに本音を伝える 積みかさねがこれからをつくる

パパが育児でネガティブな感情を持つ要因には、2種類あるように感じました。1つは子育てに本気で向き合っているからこそ生じるつらさ、もう1つはママとの関係におけるつらさです。

実はこの調査を通じて「パパの本音が聞けて仲が深まった!」「こんなふうに思ってくれてたなんて知らなかった」と喜んだママがいた一方、「こんなふうに思っていたの? とあきれて大喧嘩に発展してしまった」という声もあったのです。育児に関してパパとママがおたがいに本音を話せていないと、それが思わぬ喧嘩の種になってしまうことを痛感しました。

座談会には「今のパパに大満足」というママがいましたが、実はご夫婦で何度も話し合いを重ねて今があるそうです。最後にそのママのお話をご紹介します。

うちはパパの育児参加や家事にかんして言うことがないくらい満足していますが、その都度改善点を伝えて今があると思っています。パパに伝えるコツは、ママが描く最終ゴールのイメージを具体的に細かく伝えること。最後の最後のここが完成形だというところまで具体的に言わないとパパは変わりません。最初に感謝の言葉を伝えてから「もっとこうしてもらえたらハッピーになるんだけど」と話すのもいいですよ。

育児や仕事で余裕がないなか、相手の本音を受けとめ、ギスギスせず要望を聞くのは難しいもの。それでも具体的に細かく伝えるなどちょっとした工夫の積みかさねで、パパの育児のつらさが軽減されたり、家族の関係性がかわっていったりするのであれば、試す価値はありそうです。

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